かけはし重要記事

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小田実さんといっしょに三里塚バスツアー       かけはし2002.7.22号より

人権破壊の騒音のひどさを実感

出会いをさらに広げるために

 七月十五日、「成田空港の暫定滑走路の供用中止を訴えます」事務局の主催による「三里塚バスツアー 小田実さんといっしょに三里塚・東峰部落へ行きませんか」が行われた。ツアーには、小田さんと娘のならさん、北川れん子さん(社民党・衆議院議員)、高木久仁子さん(高木仁三郎市民科学基金)、山口幸夫さん(原子力資料情報室)、富山洋子さん(日本消費者連盟)などが参加した。
 ツアーガイドは、林廣治さん(ちば市民ひろば)、中里英章さん(七つ森書館)、山口雪子さん(くらしをつくる会)。午前十一時過ぎに東京駅前を出発し、十二時半過ぎに東峰神社に到着。東峰神社見学後、現地ガイドの柳川秀夫さん、石井紀子さん、平野靖識さん(東峰のらっきょう工場)、山崎努さん(労活評現闘)と合流し、騒音直下で食事と交流会が行われた。
 参加者たちは、時々、ジェット機の自走音、離陸時の轟音によって会話がとぎれる時があり、前日の集会でのビデオでの騒音体験と同様の騒音の酷さを実感する。交流後、らっきょう工場、ワンパック鶏舎、堆肥場へと移動する。途中で鶏舎に来た樋ケ守男さんがかつてともに市民運動を行っていた小田さんと三十数年ぶりに再会するという場面もあった。
 続いて島村さん宅を訪問。島村家の皆さんは、ちょうど昼休みの最中だった。ツアーとの交流で島村昭治さんは、暫定滑走路開港強行と政府公団の姿勢を厳しく批判した。(別掲)
 次に横堀部落に移動し、熱田さん宅を訪問。熱田一さん、テルさんが元気よく迎えてくれた。一さんは、「飛行機はでたらめに飛んでいる。どうしょうもねえやつらだ」と怒りの発言。テルさんは、「うるさくなったけど、ここで生きていく」と力強く発言した。最後に木の根ペンションに移動し、空港全景、芝山鉄道トンネルを見学しツアーの全メニューを終了した。
 帰りのバスでは、ツアーの感想や今後の交流活動について意見を出し合った。その中で小田さんは、「三里塚の現状について全く知らなかった。このような現実をもっと広めていかなければならない。そのために新聞に三里塚意見広告を出す運動から始めたらどうか」と昨日の集会に引き続いて、「具体的な提案」を行ったり、運動の出会いをもっとやっていこうとエネルギッシュに訴えた。(Y)


島村昭治さんの発言から

 国の事業に対してみんな反対していたが、一人、二人と条件派となっていた。国は地域の人々の協力がなくても、できるところから工事を押し進めてきた。公共事業のずさんさの現れだ。たとえ反対があっても公団は、強制収用ができるということで進めてきた。だが二期に頑として反対している中でそんなことができなくなった。それでも強行することに憤りを持っています。人権や権利とかがあると言われているが、この日本に本当にあるのかなと思う。いったいこれはなんなのかと訴えたいが、今度は逆に公団は、「泣き言」を言っているからもっとどんどんやってやれとなる。だから「我慢」だけなのかなと思ってあまり発言してこなかった。公団は、二千五百メートルの滑走路を作りたいと言ってきている。こんな飛行機が飛んでいる状況で話し合いとかいうのも傲慢だ。協力するという気持になれないということで無視している。


横堀盆踊り大会に集まろう

 梅雨が明けたらもう夏がやってきます。盆踊りの季節です。今年も横堀部落恒例の盆踊り大会を行います。
 今年の横堀は例年と大きく違うことがあります。それは横堀の真上をジェット機が轟音をあげて飛び交っていることです。暫定滑走路の供用開始により、朝の六時台から夜は十時すぎまで飛行機が離着陸を繰り返しています。着陸時は低空を進入してくるため、機体の航空会社の名前や垂直尾翼のロゴマークもはっきり見ることができます。
 また離陸する時は一気に上昇するため高度は高いのですが、エンジンを全開するので騒音はむしろ大きい位です。横堀でもこんな状態ですから東峰の方は比較にならない程厳しい状況だと思います。そんな中で頑張っている東峰の人達と連帯し、政府\公団の悪ラツかつ暴力的な住民追い出しに負けずに空港反対を貫いていきたいと思います。
 公団は滑走路を更に北側に延長して二千五百メートルにし、ジャンボ機を飛ばすと脅しをかけてきています。こんな脅しには屈しません。
 b主催 横堀部落
 b八月三日(土) 午後七時より
 b場所 横堀農業研修センター中庭(雨天の場合はセンターで交流会)
 b連絡先 横堀農業研修センター 0479-78-0100 
 三里塚闘争現地支援連絡会議 0479-78-0039

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