もどる

    かけはし2021年3月1日号

福岡高裁の請求棄却糾弾


2.3

辺野古サンゴ移植訴訟

辺野古埋め立て中止せよ

 2月3日、名護市辺野古の新基地建設に伴う沖縄防衛局のサンゴ特別採捕許可申請に対し、農水相が許可するように沖縄県に是正指示したことを「国の違法な関与」として取り消しを求めた訴訟の判決が福岡高裁那覇支部においてあり、県の請求を棄却する不当判決が下された。

首相官邸前で
抗議アピール


同日夕方6時半から、首相官邸前で辺野古への基地建設を許さない実行委の呼びかけにより抗議行動が行われ100人が参加した。
辺野古実の花輪さんが「不当な判決だ。2019年防衛局は移植をするために許可を県に求めたが県は保留した。それに対しては農水省が是正の指示をだし圧力をかけた。地方自治がないがしろにされた。2020年7月県が提訴。第1回の審理で結審した」と辺野古埋め立てのためのサンゴ移植を強く批判した。
NGO辺野古・高江を守ろうは「サンゴの移植はサンゴの保全にならない。移植すれば元に戻せない。2年半で9群体行われ、そのうち5群体が死んだ。埋め立て工事で環境が悪化している。今後何万群体もの移植を予定している」と実態を暴露した。

山城博治さんが
電話アピール


沖縄から山城博治さん(沖縄平和センター議長)が電話でアピールした。
「国が埋め立て設計変更の申請を出している最中に、サンゴ移植を認める判決を出した。不当判決に抗議する。1月25日、陸自水陸機動団が辺野古基地を米軍と共同使用するという密約が暴露された。琉球列島で進む自衛隊のミサイル部隊の建設と一体に辺野古基地建設がある。対中包囲の完成だ。この計画に対して、国・防衛省に抗議が起こり、『配備はしない』と防衛省は答えざるをえなかった。県政は、自衛隊配備は容認しているが機能の強化には断固反対している。辺野古が完成したら沖縄が戦場になる。これは沖縄だけの問題ではない。戦争国家への道を止めよう」。
駆けつけた伊波洋一さんと高良鉄美さん(両人とも、参議院議員・沖縄の風)が連帯のあいさつを行った。3月末あたりに、県知事が埋め立て設計変更について、拒否をするだろう。知事の態度表明の翌日に官邸前でアピール行動。全国で1週間アピール行動を行うと行動提起があった。(M)


もどる

Back