11.9
南西諸島軍備拡大・辺野古新基地建設反対!
沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会
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【東京東部】一一月九日午後六時半から、墨田区錦糸公園で、南西諸島軍備拡大・辺野古新基地建設反対!「戦争する国つくり」を許すな!11・9東部集会が沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会の主催で開催され、東部地域の労働組合や市民団体など七〇人が参加し、集会後、亀戸駅近くの文泉公園までデモを行った。
実行委の田附さんが「辺野古米軍新基地建設、南西諸島への自衛隊新基地建設・配備を絶対に許さない。沖縄の人たちだけの問題ではない。私たちの問題だ」と主催者あいさつを行った。
日米地位協定改定
をただちに行え
続いて、伊波洋一さん(沖縄の風、参議院議員)が「南西諸島軍備拡大と辺野古新基地建設から見える政府戦略」と題して、問題提起を行った。
「一九九五年少女暴行事件があり、SACO合意により普天間基地返還が決まったのに、その代替として辺野古に新基地建設が始められた。すでに二三年がかかっている。米海兵隊八千人のグアム移転も日本政府がカネを出して進められている。普天間基地は放置されたままで、飛行は増え騒音がひどくなっている。高江にはオスプレイのためのヘリパッドを作った。負担軽減になっていない」。
「フィリピンは米軍基地を撤去させた。今は期間を限定して寄港を認めているが、米・フィリピン軍の演習をやっていない。インドネシアも米軍の給油を拒否した。日本だけが日米軍事同盟を強化している」。
「南西諸島で自衛隊のミサイル基地を作っている。グアムが対中戦の境界線だが、日本の領土は中国側に入っている。アメリカは中国と本格的な核戦争をやるつもりはない。中国の艦船を攻撃し、部分的な戦争になっても、米軍は日本を支援しない。島嶼防衛は日本の役割となっている。日本が敵基地攻撃能力を持つことは中国からミサイル攻撃を受ける危険性が高まり、沖縄を戦場にする可能性が出てくる。日米地位協定の改定により、米軍をしばる必要がある。辺野古基地建設を最後まで止めていこう。日本は戦争しない国でなければならない」。
菅政権の反対運動への敵対を許すな
次に、外間さん(沖縄一坪反戦地主会・関東ブロック)が、「東部の仲間たちが二四年間も地域から沖縄連帯行動を継続していることに敬意を表したい。この集会に来るとホッとする」と最初に述べた。
「島尻あい子(自民党元国会議員)は、伊波さんが当選した選挙で一〇万票差で落選した。しかし、菅は島尻をかわいがり、次の衆院選で立候補がとりざたされている。彼女は辺野古移設反対を言って当選したがその後態度を変え、辺野古反対派を逮捕しろと国会で発言した。菅は官房長官時代、翁長知事と会った時、『私は戦後生まれなので、沖縄の歴史のことは知らない』とぬけぬけと沖縄の歴史・痛みを踏みにじった」と沖縄を切り捨てる政治家・政府のあり方を痛烈に批判した。
そして、一一月一三日、琉球遺骨返還問題の学習会、一一月二一日、大浦湾の埋立てがいかに非現実的かという学習会への参加を呼びかけた。
現地攻防に連帯
する全国支援を
続いて、東京東部地区で長年労働運動に携わり、沖縄に行き抗議船の船長をしている西川さんが緊迫する現地報告を行った。
「九月末に、2工区の2の1工区の一期工事が終わった。これは海抜三・一m。第二期は一m上がった所、三期は四m上がった所とされている。まだ埋立てはほんのちょっとしか進んでいない。安和からの積み出しに、塩川からの搬出も加わった。一一月四日から、美謝川水路変更のためのボーリング調査が始められた。切り替え工事をしないと基地建設が出来ない。しかし、これは名護市の管轄だ。名護市長選が近づくなかで、反対派の市長が誕生したら工事ができなくなるので防衛局はあせっている」。
「対中関係悪化の中で、台湾海峡危機を身近に感じる。戦争の準備をさせない闘いを作り上げなければならない」。
最後に、定例駅頭宣伝行動(毎月第三木曜日午後6時から7時)奇数月:北千住駅西口・11月19日、1月21日、錦糸町北口・12月17日への参加が呼びかけられた。 (M)
11.19
「命を守れ 戦争させない」19日行動
菅政権の強権政治を跳ね返そう
60回目を迎えた国会前集会
一一月一九日午後六時半から、衆院第1議員会館前を中心に憲法九条改悪に反対する月例の「命を守れ 戦争させない」一九日行動が行われた。主催は戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委と安倍9条改憲NO!全国市民アクション。寒風の中一〇〇〇人が参加した。月例の「19日行動」はこの日で六〇回目を迎える。
「敵基地攻撃能
力」はいらない
菱山奈帆子さんの司会で進行したこの日の行動は、最初に平和フォーラムの藤本泰成共同代表があいさつ。藤本さんは、世界で石炭火力発電と絶縁する脱炭素の動きが進行する中で、日本は「脱炭素」の流れに逆行し石炭火力への依存度が一八三国中最悪だ、と語った。そして「敵基地攻撃能力」保持や辺野古新基地建設に固執し、「私たちの生活の安全保障」「コロナ感染抑止」に目もくれない菅政権の下で、新たなコロナ感染拡大に対応できず、「学問の自由」弾圧に血道をあげている、と厳しく批判した。
立憲民主党の石垣のり子参院議員は、菅新政権について「日本の将来へのビジョンが全くない」と語り、「やられる前にやれ」という「敵基地攻撃能力」に固執する危険性を糾弾した。日本共産党の藤野保史参院議員も「敵基地攻撃能力」という侵略戦争をも承認する自衛隊の動きについて射程一六〇〇キロのミサイルが配備されようとしている、と批判した。
藤野さんはさらに「学術会議」に対して「軍民共用の研究」を政府は強要しようとしている、と指摘。その構造は満州侵略や軍事教練に反対した京大の滝川教授を追放しようとした事件と似ているが、今回は滝川事件のような孤立はない、と語った。
社民党党首の福島みずほ参院議員は、コロナ感染者が東京で一日五〇〇人を超える過去最大に達したにもかかわらず、学術会議が軍事研究への加担を行わないことへの批判に血道をあげている、と糾弾した。「沖縄の風」の伊波洋一参院議員は、あらためて「沖縄から戦争を止めようの決意を共に」と呼びかけた。
市民運動団体からは「世田谷市民運動いち」と千葉の「オスプレイいらないネットワーク」が発言。「市民運動いち」の仲間は、コロナ下で「市民と議員のリレートーク」を行っていることを紹介した。オスプレイいらないネットワークからは木更津で五〇機以上のオスプレイが飛び交う状況に対して、千葉県全域で草の眼の署名運動を始めている、と紹介した。
菅政権の強権政治を跳ね返し、憲法改悪絶対反対の意思を地域からさらに広げよう。次回は一二月一九日(土)午後の行動だ。 (K)
11.21
『震度1で崩壊』ちゃ―
『すが』止めよう! 新基地建設
辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会
辺野古への基地建設を許さない実行委員会
一一月二一日、東京文京区の文京区民センターで、「『震度1で崩壊』ちゃ―『すが』止めよう! 新基地建設」と題する集会が開かれ、定員の九五人が集まった。「コロナ禍」で会場の収容人数を大幅に制限した数。入場の際には主催者による体温測定も行われた。
二〇一九年から辺野古新基地建設予定地と海域の地質・地盤・断層問題の現地調査などに取り組んでいる沖縄辺野古調査団。今年七月二日、大浦湾に軟弱地盤が広がっていることから、「震度1以上の地震が発生すれば、護岸が崩壊する危険性が高い」という解析結果を発表した。「これまでも護岸崩壊の可能性を指摘してきたが、今回は一部データを切り捨てた沖縄防衛局の設計条件に合わせて計算しても、地震発生時には護岸が崩壊する恐れがある」(7・3朝日新聞)という。
この日の集会では、調査団団長の立石雅昭さん(新潟大学名誉教授・地質学)から、危険性の詳細な報告を受けた。立石さんの様子は会場画面に張られたスクリーンに遠隔操作で映し出された。
コロナの中で
粘り強く闘う
司会者が集会タイトルについて説明した。「ちゃーすが」とは沖縄の方言で、「どうするんだ、菅(総理)」と突き上げる意味だという。
沖縄平和運動センターの山城博治議長によるメッセージが、沖縄現地集会のVTR映像で流された。「辺野古の人々はコロナ禍の中で安心して闘える態勢を取っている。私たちは断腸の思いで『参加を自粛してほしい』と訴えている。機動隊の排除にもあえて抵抗していない。すべては感染防止のためだ。いろいろ批判もあるが仕方がない」。「全国に散らばって闘っていく。全国のみなさん、お身体ご自愛のうえで頑張ってください。メッセージを送れることは光栄です。ありがとうございました」。
山城さんは画面を通じて、冷静かつ元気に訴えた。
主催者代表で加藤まことさんは次のようにあいさつした。
「いま沖縄からの報告があったように、現地ではコロナの中で闘いを進めている。本日も立石先生に来てもらう予定だったが、感染者が増え続けているなかでリスクは負えない。だから『ズーム』による出演となった。この判断は正しかったと思うが、それでもこれだけの人が集まってくれた」。
「こうした状況下でどのように闘うか。来年には設計変更に対する県の回答が出る。そして裁判になるだろう」。「立石さんは震度1で崩壊するというが、私はその前に造れないのではないかと思う。立石さんは造っても崩壊すると言った。そうした現状をしっかり学習して、次の闘いにつなげていくことが本集会の目的だ」。
国の狙いは
工事の継続
立石さんの講演が始まった。ステージに張られたスクリーンには、パソコンの画面が拡大して映し出され、リアルタイムで双方のやりとりを交信する。立石さんは計二六枚のスライドを詳細に解説して、軟弱地盤における新基地建設工事の危険性に解説を加えた。資料は以下の項目で構成されている。
・はじめに――運動の前進と菅新政権の強権政治との対峙。@辺野古周辺の地質概要A軟弱地盤の性状と分布B活断層と地震C微弱な地震動―震度1でも護岸など崩落!? まとめ――沖縄県の不承認と裁判闘争の準備。
まとめとして、「沖縄防衛局の耐震設計は、その基本並びに新しい知見を全く考慮していない」と断罪。「今のままでは崩落する。工事を続けることは絶対に許せない」。調査団として「引き続き計画変更申請の内容について科学的な検討を加えると同時に、予想される裁判闘争への準備を進める」とした。
休憩後、質疑応答が始まった。参加者からの質問は、「沖縄防衛局は、最近多発する沖縄での地震をどの程度無視しているのか」。「調査団の調査結果に対する防衛局の反応は」。「基地の地盤は本当に作れるのか」などが出された。
立石さんは「国のねらいは新基地を完成させることよりも、とにかく工事を続け維持していくこと。止めるわけにはいかない。その杜撰さは目に余るものだ」と回答した。最後に今後の行動提起があり、二時間の集会を終えた。 (佐藤隆)
※沖縄辺野古調査団の資料は、主催者のHPおよびブログなどからダウンロードが可能。
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