11.8
オリンピック災害おことわり
2021年「東京五輪」強行やめろ
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一一月八日、オリンピック災害おことわり連絡会(おことわリンク)は、「今こそ中止だ東京五輪連続行動」の一環として、「国際体操競技会への抗議アピール」を原宿駅前の神宮橋、国立代々木競技場前の歩道橋上で行った。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって「東京五輪・パラリンピック」が延期に追い込まれ、現在も感染拡大しているにもかかわらず、国際オリンピック委員会(IOC)と日本オリンピック委員会、菅政権は、オリンピックマフィアの存亡をかけて二〇二一年七月二三日の強行開催にむけて謀議を重ねている。すでにIOCのバッハ会長は、一一月一五日から来日すると発表し、わざわざ「大会の開催中止について議論はしない」と居直り会見まで演じた。
それだけではない。八日、国立代々木競技場で国際体操連盟は、五輪開催の実績づくりと称して海外から選手を招いて国際大会、およびコロナ対策人体実験を強行した。連盟は、連日のPCR検査、移動制限、感染対策を徹底したから「大丈夫」だとアピールしたかったのだが、日本の内村航平選手がPCR検査で陽性判定となり、あわてて何回も検査(二日間で四回)を繰り返し、「偽陽性」だったと結論づけた。中村英正・大会開催統括は、「想定事案ではあったが、実際に起きた。今回のケースをもとにIOCなどと意見交換しながらルール化したい」などと動揺を隠すこともできず見解表明した。つまり、PCR検査の判定は、開催強行を前提に、優先して判断し、押し進めていくということだ。いいかげんなPCR検査の横行、ずさんな検査結果もOKにしていくことを宣言したに等しい。
巨額なカネをまき散らし、人命軽視を踏み台にした東京五輪は「災害」を次々と増やすだけだ。東京五輪は中止!しかない。
五輪は平和と
人権の敵だ!
神宮橋に集まった仲間たちは、次々と沿道の人々にオリンピック中止のアピールを行った。
宮崎 俊郎さん(おことわリンク)は、「コロナ感染が北海道をはじめ全国に広がりつつある。イギリスも拡大しロックダウンまで追い込まれた。アメリカは莫大な人数だ。こんな状況にもかかわらず来年七月二三日にオリンピックをやろうとしている。皆さん、多くの人が無理だと思っている。今日は、代々木競技場で日本、三カ国で体操競技会が行われる。内村選手が偽陽性だったと判定されている。参加選手などへの感染拡大の危険性もあるのにそのまま参加させている。通常、陽性と判定されたら隔離だ。とにかく大丈夫だとアピールし、五輪開催のために強行しようとしている。こんないいかげんな東京五輪は中止しかありません」とアピール。
コロナ対策防護服を着た稲垣豊さん(おことわリンク)は、「代々木競技場で国際体操大会が開催されている。中国の選手団は、防護服を着て入国した。競技開催は表むきは来年の五輪に向けて行われると言っているが、その本質は開催強行ありきの人体実験だ。内村選手は、偽陽性だったと公表されているが、その理由も総合的に判断してというあいまいなものだ。PCR検査自体は、コロナ感染を完璧に判断できるものではない。いいかげんなコロナ対策、ムダな五輪のためのカネばらまきをやめろ」と批判した。
首藤久美子さん(反五輪の会)は、「世界中がコロナパンデミックで世界的に現在進行中だ。いまだに東京五輪を遂行しようとしている人達に抗議する。東京五輪開催に向けて問題だらけだった。新競技場建設のために野宿者たちがたたき出され、都営住宅霞ヶ丘アパートの三〇〇人の住民も追い出された。五輪招致のために賄賂をばらまき、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が解任された。前首相の安倍は、『放射能汚染水はアンダーコントロールされている』とウソ発言をした。今また福島で汚染水が海洋に投棄されようとしている。こんな状況で『友情と絆』で乗り越えようと言っている。冗談じゃない! コロナの影響で失業者が増え、企業が倒産し、たくさんの人達が貧困に追いやられている。それでもオリンピックにしがみついている。あきれるしかない」と糾弾した。 情宣後、仲間たちは、国立代々木競技場前に向い、交差点前にある歩道橋上から「東京五輪をやめろ!五輪のゴリ押しをやめろ!オリンピックより命を守れ!」と会場に向けてシュプレヒコールを繰り返した。 (Y)
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