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    かけはし2015.年4月20日号

15けんり春闘中央行動


4.9下町・霞ヶ関・銀座で終日の闘い

全労働者に賃上げを、安倍の反動施策覆えせ


 四月九日、15けんり春闘中央行動が「すべての労働者に賃上げを! 労働法制改悪反対! 原発再稼働反対! 集団的自衛権容認反対!」をスローガンの柱に掲げ、労働者の闘いを消し去る「官製春闘」構図を食い破ろうと、多くの労組、争議団の仲間延べ一〇〇〇人の結集で終日展開された。
 午前は東部の争議職場を寄ってたかって次々に攻める東部けんり総行動。会社を私物化、労働組合つぶしに異様にのめり込むフジビのワンマン経営に対する抗議行動を軸に据え、元気のいい春闘を合い言葉に、労働組合に結集し労働者の団結した力で生活を立て直そう、と闘いを呼びかけ下町を駆けめぐった。
 午後は、賃金破壊、労働時間規制破壊を指揮する日本経団連に対する抗議行動を起点に、厚労省、日本郵政本社、首都高速道路会社へと、中小零細・非正規労働者の低賃金放置や労働法制改悪策動への怒りをつないだ。中でも厚労省に対しては、例えばネットワークユニオンの仲間がIT労働者の過密・過重労働の実態を具体的に突き付けるなど、労働行政が資本の後押しに変質していることに強い怒りがぶつけられ、八時間労働制を壊すな、企業の健康管理責任を免除するな、労働の規制壊しを労働者の尊厳をかけて全部つぶす、と決然とした闘いが宣言された。

全国の仲間から
元気なアピール
そして午後六時からは仕事を終えてかけつける仲間も加えて中央総決起集会。昼の行動を集約すると共に、これからが決定的局面を迎える中小の春闘、さらに派遣法改悪や「残業代ゼロ制度」導入などの労働法制改悪、また戦争法制策定攻撃や辺野古の新基地建設、原発再稼働といった悪政の絶対阻止に向けて、総力をあげて闘う態勢固めがめざされた。
集会は、悪政目白押しの緊張した春闘での共同を大事にし安倍打倒への意志統一を、と呼びかけた上村東水労委員長の主催者あいさつで始まり、平賀全国一般全国協委員長の昼の行動の集約報告を受けた後、各地、各労組の代表からの闘争報告・決意表明に移った。
中で北関東ネットの高村共同代表は、地方選と春闘を合わせて闘っていることを報告すると共に、五月には労働法制改悪を許さない闘いをやり切る、と決意を表明。
また宮城全労協の大内議長が、人間の復興の遅れが際立つ中ですべての労働者の賃上げが重い意味をもっているとまず提起。その観点から今春闘では拠点でのストライキに加えて最賃闘争に集中的に取り組み、地域最賃評議委員選定に向け全労連と共闘を組んで闘いを進めたこと、それをさらに夏以後につなげる決意が報告された。さらにメーデー後、沖縄への代表派遣を含めて沖縄と労働法制改悪反対を柱に東北キャラバンに取り組み、被災地と沖縄をつなぐと共に、労働法制改悪をつぶす全労働者的闘争を地域から底上げする、と決意を語った。
大阪ユニオンネットの垣沼代表は、特に大阪における橋下との闘いが重大な局面に入っていることを取り上げ、地方選、また五月一七日の住民投票で橋下をつぶそうと連日行動に立ち上がっていると報告。また大阪では非正規労働者が半数を超えたという現状も指摘し、労働法制改悪阻止に向け垣根を越えた団結の下に闘いを進める、と決意を述べた。
JAL原告団の仲間からは、荒廃をきわめる職場の現状に対する現場の危機感と結びつつ現職復帰への自主解決を必ず達成し、解雇自由社会をもくろむ動きに楔を打ち込む、と決意が述べられ、合わせて五月一三日の本社行動への結集が呼びかけられた。
全統一の鳥井副委員長は、技能実習生制度の重大な人権侵害の問題をあらためて提起し、それに背を向けたままの運動では自らの権利も掘り崩すと強調。その上で、国連からもその是正が勧告されながらそれを無視し一層の拡張を図っている政権の悪辣さに対し、問題を広く知らせ、しっかり監視し労働者として闘いを対置しよう、と呼びかけた。

沖縄連帯、反
原発の声響く
結集した労働者は、これらの発言を通じ安倍の悪政をはね返す全民衆的闘いに率先して立ち上がる決意を確認、その決意を団結ガンバロウに込め即座に銀座デモに移った。メディアは大企業「賃上げ」や株高を囃し立て景気回復を演出するが、そのむなしさはむしろ銀座のまばらな人出に正直に表れていた。おそらくそれは銀座の沿道の人びとも感じていたのだろう。中小労働者、非正規労働者、外国人労働者に賃上げを、八時間労働制を壊すな、除染労働者の健康を守れ、辺野古新基地建設をやめろ、集団的自衛権容認反対など、力のこもったシュプレヒコールを繰り返し進むデモ隊列には多くの視線が注がれていた。    (神谷) 

3.30、4.1

川内原発運転前検査活動に抗議

再稼働を絶対止めよう

6・7福岡行動成功を

 三月三〇日、さようなら原発一〇〇〇万人アクション実行委員会は、衆院第二議員会館前で、九電川内原発運転前検査活動の開始に対して一二時から抗議の行動を行った。集会には一二〇人の労働者・市民が参加した。
 国会議員からは社民党の吉田忠智党首(参院議員)、福島みずほ副党首(参院議員)が発言したほか、たんぽぽ舎の柳田真さん、日本山妙法寺の武田上人、全労協反原発グループの滝さん、ふぇみん婦人民主クラブの山口さん、パルシステム、原発を考える品川の女たち、経産省前テントひろば、JR総連、原発・核燃とめよう会、福島原発事故緊急会議、許すな!憲法改悪・市民連絡会などがつぎつぎに発言した。
 四月一日には、午後五時半から東京有楽町の電気ビル内の九州電力東京支社に向けて、再稼働阻止全国ネットによる申し入れ・抗議行動が行われた。首都圏各地の市民グループや、川内原発直近の久見崎に建てられたテントからも参加し、道行く人びとに、川内原発再稼働の不当性・危険性を訴えた。
 九州電力は「七月にも再稼働」とのスケジュールを打ち出し必死になっている。自民党は四月二日に二〇三〇年の電源構成(エネルギーミックス)に占めるベースロード電源の割合を六割とする方針を固めた。これは全電源のうち原発の比率を二〇%程度維持することを意味している。自民党・財界・経産省などはあくまで原発に固執しようとしており、安倍政権は六月までに電源構成方針を決定する方針と言われる。「アベノミクス」の大きな柱の一つが、原発依存のエネルギー政策なのだ。
 六月七日には福岡市の九電本社に向けて川内原発再稼働阻止の行動が予定されている。全国からともに行動しよう。     (K)


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