1.13辺野古実が防衛省申し入れ
辺野古の海を埋め立てるな
資材強行搬入に抗議する
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一月一三日午後六時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が呼びかけて、防衛省に対して「新基地建設のための辺野古埋め立て工事をするな」の緊急の申し入れ抗議行動が取り組まれた。
辺野古の工事再開が一月一三日からとも報道されていた。一〇日夜から一一日未明に米軍キャンプシュワブにミキサー車トラック一五台以上が入り、工事のための資材の強行搬入が行われた。市民三〇人ほどが集まり抗議する中で、一人が不当逮捕された。
時間態勢で
阻止行動貫く
最初に、千葉高教組の高木さんが現地報告を行った。「五人で一月一〇日に辺野古に行った。キャンプシュワブ前ゲートには二〇人程が集まっていた。一〇日朝に車が基地の中に入った。機動隊が来ていた。午後一〇時過ぎに工事車両が入ってきた。真夜中一二時から午前三時まで抗議行動が続いた。この中でカヌー隊員が逮捕された。一二日に座り込みが行われ、糸数慶子さん、山内徳信さんらが参加していた。現地は緊張していた。夜陰に紛れて資材搬入を行っている。二四時間態勢で闘っている」。
花輪伸一さん(ラムサール・ネットワーク日本共同代表)が「昨年一〇月に、韓国で生物多様性を守る国際会議が開かれ、その場で、済州島と辺野古での軍事基地建設を告発するアピールが行われた。両国政府は反対の意見も聞かず、力づくで工事を強行しようとしている」と指摘し、「辺野古での環境アセスが作る方に誘導するかたちで行われた。これを基にした埋め立て認可は法律に違反している。埋め立てを撤回せよ」と訴えた。
沖縄出身者が
熱烈アピール
次に沖縄出身者の二人がアピールした。
駅頭でのプラカードを掲げてのスタンディング行動を続けている名護市出身の女性は、歴史的に沖縄に基地が押しつけられている経緯を語り、「これ以上苦しみを与えるな、沖縄に基地はいらない、差別をするな」と熱く話した。
宜野湾出身の国際基督教大学の男子学生は「おととい、資材を搬入した。何をやっているのだと怒りで眠れなかった。なぜ、政府は民意を無視するのか理解できない。このまま勉強していいのか、大人って何なのか、社会ってなんなのか疑問がわく。声を上げることが重要だ。許せない」と真剣に訴えた。
山城博治さん(沖縄平和センター議長)が電話で力強くアピールした。
「キャンプシュワブ前から報告します。正面ゲート前に機動隊の車がいる。二四時間態勢の阻止行動に入っている。三〇台の大型トレーラーが入った。夜を徹しての監視行動を徹夜で行っている。安倍は基地建設をあきらめようとしていないが、県民は団結をよりいっそう固めている。東京で、全国での抗議に心強く思っている。激励が励みになっている。現地はすこぶる元気だ。新しい夜明けをつくる。大きな攻防戦が続いている。がんばろう」。
ヤマトでも連日
の取り組みを
辺野古実の仲間が桟橋建設を受注した大成建設への抗議行動を呼びかけた。この闘いは東京本社のみならず、九州・石川・名古屋などでも取り組まれている。一坪反戦地主会・関東ブロックの大仲さんが、与那国で自衛隊基地建設について、住民投票を行うことが決定された(2月22日に予定されている)ことを報告し、沖縄県議団上京要請行動支援集会(1・15)、一月二五日国会包囲行動への参加を訴えた。
続いて辺野古リレーの仲間がひとりでも多く沖縄へ人を送ろうと毎週火曜日に新宿駅頭などで活動していることを報告した。最後に辺野古実が、海上でのフロートの設置があるかもしれないこと、緊急行動が一月一六日も取り組むことになるかもしれない、連日の行動になるが連帯していこうと訴えた。
この日の申し入れは一坪反戦地主会・関東ブロックが行った。緊急行動にもかかわらず、現地の緊迫した状況を受けて、いつもより多い一七〇人が参加した。 (M)
1.14STOP辺野古埋め立てキャンペーン
大成建設は工事受注撤回を
「人と自然との共生」理念はどこに?
一月一四日、Stop!辺野古埋め立てキャンペーンは、東京・新宿センタービル内の大成建設本社に向けて「大成建設は辺野古への工事をやめろ」と訴える抗議行動を行った。
昨年一二月一九日、同キャンペーンは大手ゼネコンの大成建設が辺野古の海を埋め立てる米軍の新基地建設工事の一部を六〇億円で受注していることの撤回を求めて、話し合いに赴いた。しかし大成建設側は面会の約束に応じたにもかかわらず、人数を二人に絞ったため、新宿センタービル前の路上で、申し入れ書を読み上げたが、大成建設側は「答える立場にない」を繰り返す不誠実な対応に終始した。
工事の再開が迫る中で、緊張が高まる辺野古現地の行動と連帯し、一四日午後四時半、新宿センタービル前には三五人が集まった。一二月に続いて、代表二人が大成建設への申し入れに赴くと、前回と同様二人の担当者が下りてきたが、申し入れに対する回答は相変わらず「答える立場にない」だった。
この不誠実な対応に対して、参加者たちは「人と自然の共生」をホームページ上で社の理念として打ち出している大成建設が、サンゴ礁の美しい海とジュゴンなどの希少海洋生物に危害を加える基地建設工事を行うことは「社の理念」を自ら傷つけるものではないか、と訴えた。
この間、辺野古現地で活動してきたキャンペーン共同代表の加藤宣子さんは、選挙で示された沖縄県民の「民意」を無視して基地建設を強行する安倍政権に大成建設は手を貸すな、と呼びかけた。
約一時間の新宿センタービル前での行動の後、新宿駅西口前に移動して道行く人びとにチラシ撒きとアピール。人びとの反応はいつもより積極的だった、というのがみんなの感想だった。 (K)
1.16辺野古実が緊急防衛省行動
浮き桟橋設置強行許すな
現場での実力阻止行動が続く
沖縄・辺野古の海では、新基地建設のために工事強行と、海上保安庁、警察などによる反対運動への暴力的弾圧が吹き荒れている。民意を無視した安倍政権の力づくの暴挙は、さらに多くの人びとの怒りをかきたてている。
辺野古への基地建設を許さない実行委は一月一六日にも午後六時半から東京・市ヶ谷の防衛省前で、浮き桟橋設置強行への抗議行動を行った。この間、名護警察のファックスと電話は、こうした工事強行への抗議でパンク状況であることが司会の仲間から報告された。
Stop辺野古埋め立てキャンペーンの加藤宣子さんは、一月一四日の大成建設に対する抗議行動を報告。大成建設九州支社に対しても抗議の取り組みが行われたことも報告された。沖縄出身でキリスト者平和ネットの平良さんは「八〇代の女性が負傷したと報じられましたが、実は私の母でした」と語った。また高江でもヘリパッド建設に反対する座り込みへの排除が強まっている、と警告を発した。
辺野古の現場から、ヘリ基地反対協共同代表の安次富浩さんが電話報告。「二四時間態勢で車両を止める闘いを行っている。二〇〇人がキャンプ・シュワブゲート前で闘っている」と報告した。
若い人たちを現場の攻防に送り込んでいる辺野古リレーの仲間からの報告の後、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの下地さんが、前日の沖縄県議団上京集会について報告し、当日の朝に強行された浮桟橋設置に抗議した。一坪関東共同代表の大仲さんは、彼の出身地でもある与那国島で、自衛隊配備の是非を問う住民投票が二月にも行われることを紹介した。この住民投票は自衛隊を対象とするものとしては初めてであり、しかも条例によって中学生以上が有権者という画期的なものだそうだ。
辺野古、沖縄の現場と結びつきながら、「ヤマト」での行動をさらに大きく作りあげよう。 (K)
緊急声明 (二〇一五年一月一五日)
国家権力の沖縄での暴虐に抗議する
辺野古基地反対の大小の旗を全国に
加瀬勉(三里塚芝山連合空港反対同盟)
平和を愛好し、生活と美しい珊瑚礁の海の自然を守るために辺野古の米軍飛行場の建設に反対する沖縄の住民に対する今回の警官隊の弾圧、暴行、重傷をあたえ生命を脅かし蹂躙した国家権力の蛮行に断固抗議を表明する。
三里塚空港建設反対五〇年の歴史は、国家権力、機動隊による弾圧、暴行、逮捕、監禁、強制移転の人権蹂躙の歴史であった。辺野古の米軍基地の建設において、これを繰り返すことを我々は断じて許さない。
直ちに普天間基地を閉鎖、撤去せよ。直ちに辺野古の米軍基地計画を破棄せよ。我々は不退転の決意を持って沖縄の人々に対して戦いの連帯を表明する。警官隊の暴行に重傷された方の平癒を心から願い、悲しみを力に代えて戦いを前進させてゆくことをお誓い申し上げます。
三里塚を闘った全国の幾千万の同志・友人のみなさんへ
国家権力は警官隊を動員して、辺野古の基地建設に反対している人々を弾圧し暴行を加え重傷を与えました。五〇年三里塚で繰り返していることを沖縄の辺野古で始めました。
三里塚五〇年の戦列に参加して闘ってきた全国の同志、友人の皆さん。沖縄の辺野古の現地へ、全国集会へ参加を、地域や職場で基地反対を語り呼びかけ、街頭で訴え、ビラを撒き、安倍内閣、外務省、防衛省に抗議のメール、手紙を出そう。
一人でできる行動は何か。五人、一〇人でできる行動は何か。基地反対の大きい志と行動、小さい志と行動を全国津々浦々に基地反対の意志を表明し大小の旗を掲げようではありませんか。三里塚を闘ってきた私たちはその経験を十分に持っているはずです。その経験を発揮することが今必要です。
我々の基地反対の一人一人の堅い意志は、火花は安倍内閣の基地建設の野望をかならず焼き尽くさずにはおきません。辺野古の基地建設計画を断念させ、日本の平和、独立、民主主義を守り発展させようではありませんか。
志を確かめ、決意を確かめ三里塚から全国の同志、友人の皆さんに心から訴えます。
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