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    かけはし2015.年1月19日号

「シャルリー・エブド」に連帯する


NPA声明

国民的団結が回答ではない


 以下は、フランスの新聞「シャルリー・エブド」への襲撃事件に対するNPA(反資本主義新党)の声明である。この襲撃事件では、編集者で著名な漫画作家であるステファン・シャルボニエ(彼はつげ書房新社刊のダニエル・ベンサイド『マルクス[取扱説明書]』のさし絵作者でもある)をふくむ一〇人のジャーナリストと二人の警官が殺された。「ムハンマドの漫画」問題以来、同紙事務所は武装警官によってガードされていた。

残虐で反動的な暴挙糾弾
労働者民衆の連帯の対置を

反ムスリム煽動を許すな


 風刺新聞「シャルリー・エブド」事務所へのこの攻撃は、ジャーナリストや従業員に対するこうした無分別で殺人的な暴力に対する憤激と怒りを引き起こした。この暴力は、反動的で蒙昧な偏見によって、表現の自由、報道の自由への恐怖をまき散らすことをねらったものである。
 われわれはしばしば、きわめて論争的な方法であったとしても、「シャルリー・エブド」の漫画家やジャーナリストと討論し、かれらと共同の闘争を行ってきた。
 NPAは犠牲となった人びとの友人と家族、「シャルリー・エブド」のジャーナリストと従業員たちへの連帯を表明する。
 しかしわれわれは、レイシズムをもてあそび、外国人、とりわけムスリムへの憎悪をかきたてたり、この事件を利用して新しい弾圧法規を作成しようとする魔法使いの弟子たちとのいかなる全国的連合にも加わらない。こうした連中は、われわれが今日生きている外国人嫌悪の有毒な空気への重大な責任を負っているのだ。
 双方ともに民主主義と自由への敵である。かれらは労働者や民衆的諸階級の敵である。連帯の世界への敵なのだ。
 NPAは、本日(一月七日)午後五時に、パリの共和国広場で開催される「シャルリー・エブド」に連帯するデモへの参加を呼びかける。
2015年1月7日

われわれは犠牲者に連帯するが
オランドの下には団結しない


  フランソワ・オランドは、この劇的な情勢においてさえ、ふたたび何も語るべき言葉を持たなかった。
 独立した、自由で風刺に満ちた、体制に順応しないジャーナリストたちへの文字通りの「死刑執行」、そして週刊新聞「シャルリー・エブド」への死の強制に対する憤激と怒り、強い嫌悪感を全国の民衆が表明している時、オランドは団結したフランスをほめたたえ、国民的団結を呼びかけたのである。彼はそのようにすることで、彼と彼の政府が遂行している、大国によって組織された略奪と軍事介入が悲惨と混沌の種をまいている世界の各地の住民に対する戦争を正当化しているのだ。
 したがってNPAは、ジャーナリスト、従業員たち、すなわち「シャルリー・エブド」とそのジャーナリストに対する残忍で反動的な攻撃の犠牲者たちに全面的に連帯するのであって、この国民的団結、フランスのこの国民的合意に参加するわけではない。
 われわれは、この政府の背後に整列すること、すなわち勤労民衆に対する戦争に参加することに反対である。サルコジもオランドと同じことを言っている。マリーヌ・ルペンは、イスラム原理主義に対して闘うという口実で、この「シャルリー・エブド」襲撃を利用してレイシスト的で外国人嫌悪を煽るキャンペーンを行っている。
 社会的・民主主義的逆行が、かれらの政策である。社会的というのは、反動的かつ蒙昧な偏見の名において表現の自由、出版の自由に対する恐怖の種をまき、この蒙昧な残忍、卑劣な暴力を隠ぺいしているからである。
 回答は、国民的団結ではなくここでも労働者の運動である。すなわち資本家の政策が投げ込んだ後退、混沌から社会を抜け出させる労働者の攻勢なのである。
 われわれは、かれらの国民的団結から完全に独立するかたちで、テロ犠牲者への連帯の意思を表明するだろう。
2015年1月7日

パキスタン

進歩的諸政党、台頭中の過激派の
脅威に対決する連合形成で一致

【イスラマバード、一二月二四日発】イスラマバード/ラワルピンジアワミ労働者党(AWP)が主催者となって、一二月二三日、パキスタンでの宗教的ファシズムとテロリズムの高まる一方の脅威を討論し、国家と社会でそれに挑戦し組織する実践的な仕組みを案出するために、公開会議が開催された。
 この会合は、アーシム・サッジャド、ファルザナ・バリ、ザフール・カーン、ニザール・シャー、イスマチャブ・ジャハン、ファルマン・アリ、マスーディ・ハッサンを含むAWPの中央指導部によって主宰された。上記二都市から数政党と学生グループの活動家、並びに政治的労働者の七〇人以上が出席した。そこには、二都市からの他の活動家と並んで、全国学生連合(NSF)、ギルギットバルチスタン進歩的学生(PSGB)、ジャムカシミール民族アワミ党(JKNAP)、パキスタン共産党(CPP)、統一カシミール人民民族アワミ党(UKPNP)、パクトゥン学生連合(PSF)、アームアードミ党(AAP)、バラワリスタン民族学生組織(BNSO)、進歩青年連合(PYF)が含まれた。
 会合参加者たちは、過激派の暴力とファシズムの高まりつつある威嚇は、この国の全進歩グループと主体による協調的で直接的な政治行動を通じて抑え込まれなければならない、と強調した。全員は次の点で一致した。すなわち戦闘は、この国家の構造的諸矛盾と軍事的かつ政治的エリートたちの見当違いの諸政策のゆえに、七〇年代以来この国の集団的精神の中に根を下ろしてきた、深く根付いたジハード的教化と宗教的不寛容に対抗することを目的とした、政治的、社会的、さらに文化的な動員を要すると思われる、そうした長期にわたるものとなる、ということだ。
 参加者の一定数は、過激派の高まる脅威に対する戦闘を可能とすることを目的として、国家によって維持されているジハード主義者による暴力の物質的かつイデオロギー的インフラストラクチャーを掘り崩す必要、について発言した。また多くが、ペシャワールの虐殺に続く余波の中で勢いを与えられつつあった好戦的空気について懸念を表した。この空気には、公開処刑、軍事作戦のエスカレーション、軍事法廷、さらに見境ない宗教的ウルトラ民族主義が含まれている。さらに、そのような状況への対処が、その基礎となっている諸原因に取り組むことのない暴力のエスカレーションと結び付けられている、という点でも一致があった。
 出席者すべては、ファシストの脅威と闘うためには、国家の安全保障ドクトリンに入れられた諸方策で最大に苦しめられてきた人びとが組織されなければならない、という点でも一致した。そしてその対象者たちには、パクトゥン人、シンド人、ギルギット―バルチスタン人、カシミール人、国中のキリスト教徒と労働者階級が含まれる。
 参加者たちは、社会と国家のファシズム諸勢力に挑戦するための組織され協調された政治行動に取り組むことになる、そうした左翼、進歩的諸政党、また民族主義政党の連携形成にも、満場一致で合意した。この目的のために、多数の政党による大規模な評議会、さらに進歩的なまた民族主義的な諸政党とグループの抗議行動が一月第二週にイスラマバードで組織されることになろう、ということも決定された。それは、宗教ファシズムと国家ファシズムと対決する戦闘に向け決起するための、即刻に始められる諸準備だ。(「インターナショナルビューポイント」二〇一五年一月号)


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