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                         かけはし2002.10.28号より

11・9「日本陳独秀研究会」創立記念講演会のお知らせ


講演者と論題:
長堀 祐造(慶應義塾大学)「陳独秀と魯迅」
江田 憲治(日本大学)「中国共産党総書記としての陳独秀」
佐々木 力(東京大学)「陳独秀と第四インターナショナル」
(講演の合間に南京大学の奚金芳女士製作のスライド「一代偉人陳独秀(1879-1942)」83片を上映します)

 中国では現在、陳独秀の復権が急速に進んでいます。科挙の「秀才」からその思想的経歴を始めた陳は、一九一九年の「五四運動」を頂点とする新文化運動を先頭で率い、一九二〇年秋に中国共産党を創建し、後にその初代総書記に就任し、一九三一年には国際左翼反対派(トロツキイ派)の中国における統一組織(後の中国共産主義同盟)の総書記になり、とたぐい稀なる生涯を送りました。彼の思想は「根元的民主主義の永久革命者」と総括されるにふさわしいもので、東アジアの激動の近現代史を象徴しています。
 二〇〇二年五月二十七日、陳没後六十年を期して南京で日本陳独秀研究会が創立されました。今回の講演会はその創立を記念する意味をもつものです。

日時:2002年11月9日(土) 午後1〜5時
場所:東京大学教養学部 アドバンスト・リサーチ・ラボラトリー大会議室(410室)東京都目黒区駒場 3-8-1(京王井の頭線駒場東大前駅下車)
連絡先: 佐々木 力(東京大学大学院総合文化研究科 科学史・科学哲学研究室)電話:03-5454-6135;伝真:03-5454-6978


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