| 2010年3月平行滑走路供用を許すな! 東峰住民の追い出しをやめろ!一坪共有地を堅持しよう! |
安全・環境・人
権破壊をやめろ
成田国際空港株式会社は、2010年平行(B)滑走路〈2500メートル〉の供用開始を目指して連日工事を行っている。ジャンボ機の飛行が可能となるよう新誘導路を東峰地区の東側に作り、地区を完全に空港施設で取り囲み、他地区とはトンネルを通ってしか往来できないようになった。まさに陸の「孤島」の状態にしてしまったのだ。
空港会社は羽田空港の国際化推進によって国際空港としての独占的地位を脅かされることに危機感を抱き、さらなる空港機能の拡大をもって臨もうとしている。現在の暫定滑走路〈2180メートル〉の2500メートル化が完成したら、さらに南側に延長して、当初の計画にもない3500メートル級の滑走路にすることを明言している。それは東峰地区の住民を完全に追い出すことを意味している。住民の頭上にジャンボ機を飛ばし、今以上の騒音と排気ガスをふりまく2500メートル化自体が重大な住民追い出し攻撃に他ならない。
空港会社は昨年から横堀地区の横風滑走路予定地の一部を整備し、A滑走路と第2ターミナルをつなぐ誘導路として使用を始めた。すでに現在年間20万回の発着回数を30万回に増やす計画を明らかにしている。今よる安全・環境・人権の破壊を許さない。
空港会社の居
直りを糾弾する
横風滑走路は、横堀の一坪共有地の存在により完成が阻まれている。空港会社は、昨年12月、東峰の一坪共有地と併せてこの共有地を買収しようと、全国の共有者約千人に売却を迫る手紙を送付した。手紙は共有地の補償金額を明示し、「成田国際空港は我が国の表玄関として、その機能を果たしているところでありますが、将来の航空需要増大に対応するため、さらなる整備を図っていく必要があります。つきましては、当空港のおかれました現状をご理解いただき、貴方様の有しておられます共有持分を弊社にお譲りくださいますようお願い申し上げる次第でございます」としている。
これまでの空港問題の歴史的経緯に何ら触れることなく、反省もなくただ己の要求を突き付けているにすぎない。これこそが空港会社(旧空港公団)の一貫した姿勢である。空港会社は2月、重ねて第二弾の手紙を送付してきた。空港の拡張によりひたすら自己の利潤を追求する空港会社を断じて許すことはできない。かかる行為は東峰住民への嫌がらせ、政治的な圧力と一体のものである。
三里塚・東峰農民
と連帯していこう
1月11日の反対同盟の旗開きにおいて代表世話人の柳川秀夫さんは、「空港問題の意味を再度、皆さんに考えていただきたい。……経済発展至上主義のなかでは空港を大きくする考え方が続いている。だからこそ新しい考え方を世の中に提起していくことが求められている」と述べた。
一坪共有地提供者の加瀬勉さんは、「新しい階級情勢、大衆闘争の萌芽が生まれつつある。三里塚もその戦線に加わって、新しい主体に立ちきることができるかどうかだ」とアピールした。
東峰住民は困難な状況下にあっても空港会社や空港拡張に利害を見いだそうとする自治体・地域社会の圧力に屈せず、農業を営み自らの生活を守り抜いている。一坪共有地を堅持し、様々な形で交流を深めることが闘い続ける三里塚・東峰農民との最も重要な連帯の道である。
空港の軍事
利用にNO!
戦争ができる国家体制作りを推し進める政府は、自衛隊の海外派遣をさらに拡大しようとしている。成田空港からはPKOゴラン高原派兵をはじめ、すでに数えきれないほどの派兵部隊が飛び立ち、軍事使用の既成事実が積み重ねられている。改めて空港の軍事使用を許さない主体的課題としての闘いが問われている。
なりふりかまわぬ空港会社の拡張策動、追い出し攻撃に抗して生きる三里塚・東峰農民と連帯し、4月12日、東峰現地に結集し、共に闘おう!(09・2)
b日時 4月12日(日)/午後1時30分結集(京成東成田駅に12:40〜12:50に迎えの車が待機)
b場所 東峰共同出荷場(集会後、開拓道路コース・デモ)/デモ後、3時頃から横堀地区・木の根地区の一坪共有地調査活動/主催 三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会(三里塚現地連絡先 〒289-1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131-4 山崎方電話&FAX0479│78│0039)
b集会場への行き方
京成東成田駅に12:40〜12:50に迎えの車有り
京成線上野発(特急)〜成田駅乗り換え東成田駅への時刻表
上野発11:03 成田駅12:08着 12:35発の芝山千代田駅行に乗り換え 東成田駅12:40着
京品ホテル闘争130日集会
リーマンブラザーズに向け
3・19六本木デモを提起
一月二十五日の強制執行を受け、二月二十七日夕方、品川駅近くの東八つ山公園で三百人近い労働者と市民が結集し、京品ホテル闘争一三〇日集会と、京品ホテルへ向けた抗議デモが闘われた。
この日は今年初めての雪が降り、夕方には降りやんだものの冷え込みが厳しいなか、闘志あふれる東京ユニオン京品支部を前に、元気あふれるアピールが相次いだ。まずは全国ユニオン鴨代表が「1・25では涙がでるほど悔しい思いがしました。しかし京品支部の人たちは、毎日抗議行動を行っています。この闘いは終わってはいない。組合と話をしなければ、争議は解決しない」と訴えた。そして1・25の闘いを知った全国の仲間から「組合は、あのような闘いができるんだ」という声が多く寄せられたことを紹介し、「解雇を不当とする闘いをもっと広めよう」と呼びかけた。
また石川県から、全国一般石川地本の仲間が駆けつけた。自身も昨年に不当解雇を受けたが、仲間七十人と共に闘い、社長に謝罪させたことを報告。そして「地道に会社経営者に立ち向かう」ことの大切さとともに、世界中がデモが闘われているなか、日本でもっとデモを起こすべきだと主張した。
港区職労からは「京品ホテルの問題は、すべての労働者の問題」であり、次の三月の闘いへ動員体制を組んでいることが報告された。続いて全労金石田委員長が「まだまだ負けない気持ちで、ガンバロー!」と気勢をあげた。
そして東京ユニオンの渡辺委員長は、きたる三月十九日に六本木のリーマンブラザーズに向けた、千人のデモを行うことを発表した。すでにリーマンブラザーズは民事再生計画に入っているが、京品ホテルの債権についても処理をしなければならない段階にあり「この3月末は時期的に重要なタイミングだ」と、六本木デモを位置づけた。
リーマンは「ホテル債権六十億円を含めた八千億円の債権の一括売却」を目論んでおり、ハゲタカファンドの責任を社会的に暴露していく方針だ。一方、京品実業の社長小林には紛争解決能力はなく、「組合と話をつけられる会社にしかホテルを売却することができない」という現状分析をしたうえで、雇用問題の解決を図っていくために引き続きの支援を要請した。
金本京品支部長からは「悪天候のなか、たくさんの人と石川からも集まってくれてありがとうございます」と挨拶があり、「今日は今年いちばんの寒さですが、デモを熱い思いで、仲間を信じて闘っていきましょう!」とアピールを行った。
最後に島崎書記長が、強制排除を受けはしたものの、「私たちは勝利を得るために、街に出た! 今日の行進、3・19デモの先には、勝利が待ち構えている」と締めくくった。そして参加者全員が寒さを吹き飛ばすようなシュプレヒコールを上げ、京品ホテルへ向けたデモを貫徹した。
京品ホテル従業員不当解雇の責任、現下の大不況と大失業の責任をリーマンにとらせようではないか。3・19六本木デモを勝ち取り、グローバリズム経済を打倒しよう! (かめ)
広島で自主教研を開催
日教組本部の統制に抗し「日の丸・君が代」反対で交流
【大阪】二月二十一日から、日教組教研が広島市で開かれている中、自主教研・「日の丸・君が代」問題交流会が同じ広島市内で開かれ、約四十人が参加した。
この交流会は、日教組教研開催時に毎年開かれており、今年で十回目となる。会場のRCC文化センターには、地元広島をはじめ、教研参加の日教組組合員を中心に、全国各地から「日の丸・君が代」と闘う教育労働者が集まった。
今回の日教組教研では、「日の丸・君が代」反対の闘いを報告する内容のレポート二本が、日教組中央からレポート報告を拒否され、さらにレポートを執筆した根津公子さんらが傍聴すら拒否されるという事態が生じ、参加者から糾弾の声が相次いだ。
長谷川康夫さん(東京・多摩教組)、深沢裕さん(東京教組)の司会で始まった交流会は、最初に日教組教研初日の様子が参加者から報告された。「全体会で文部科学省のあいさつがあり、その内容がひどく、東京教組の組合員がヤジを飛ばすと、別室につれて行かれ、日教組役員から恫喝を受けた」「障害児教育の会場で、ビラ配布に対して何回も注意を受けた」「分科会で、レポート拒否問題について発言した」などの報告が行われた。
呼びかけ人を代表して、北村小夜さん(「障害児」を普通学校へ全国連絡会)があいさつし、「戦争は教室から始まる、と言ってきたが、どこからでも戦争が始まる状況になっている」と訴えた。続いて、東京の学校現場からの報告として、元国立二小や障害児学校の教員から、裁判闘争の状況などについて発言があった後、昨年三月に停職六カ月の処分を受けた河原井純子さんが「昨年七月に出された東京都教委の分限指針は、体が丈夫で、従順な教員以外は必要ないというもの。東京の学校では、校門から中に入ると、憲法や子どもの権利条約も適用されない無法状態にある。みすごす、あきらめる、抵抗しないことが、おかしいことを助長させていく」と抵抗の持続を訴えた。
「不起立」の思い
を子どもたちに
全国各地からの報告として、広島、北海道、宮城、大阪からの発言があった。そして、日教組教研レポート拒否問題について、レポーターの菊岡さん(町田教組)、根津公子さんが、日教組中央の不当な対応に怒りを交えて、日教組教研参加者へ事実を訴えていこうと発言した。「昨年三月、根津さん、河原井さんの解雇を阻止できた。その闘いを報告するレポートが拒否された。東京教組としても抗議したが、日教組は混乱を招いたことを理由にして、傍聴すら拒否した」(菊岡さん)「全体会に行って、事実を訴えようとした。日教組は首を切られようとする組合員がいるのに、守るどころか、切り捨てようとしている。こうした日教組を見て、改めて不起立で臨もうと思った。なぜ不起立なのか、子どもたちにしっかり伝えたい」(根津さん)
また、広島で、傍聴しようとした組合員のうち、「君が代」斉唱時の不起立者らに対して「誓約書」(ビラをまかない、不規則発言をしない、指揮に従う)の提出を広教組らに求められたことも明らかとなった。
交流会の最後に、呼びかけ人の一人である山田真さん(医師、日教組教研共同研究者)が、「先生だけで集まってはダメだ。もっと呼びかけをしないといけない。教育塔、教育祭について、こういうことを日教組が放っておいたことに驚いた。日教組主催で、今年は在日の子どもたちに慰霊塔の前で踊らせた。こんなひどいことに対して、言うべきことを言ってこなかったことの問題だ」として、闘いを広げていくことを訴えた。(O)
【訂正】前号(3月2日付)1面8段27行目「交流主会」を「交流集会」に、3面パレスチナ集会記事1段10行「アショナル」を「ナショナル」に訂正。
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