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ジョージ・ワシントンは来るな!             かけはし2008.7.28号

原子力空母の横須賀母港化阻止

炎天下、1万5000人の全国集会
火災事故の全貌を開示せよ
侵略のための米軍再編NO!


大事故の真相を
隠ぺいするな

 七月十九日、横須賀・ヴェルニー公園で「原子力空母の横須賀母港化を許さない7・19全国集会」が行われた。主催は、全国集会実行委員会でフォーラム平和・人権・環境をはじめ自治労、日教組、国労、私鉄、各ユニオン、反戦市民運動グループなど北海道から沖縄までの仲間たちが参加している。集会は、一万五千人以上が参加した。米軍と海上自衛隊の拠点である横須賀軍港を包囲しぬいたのである。
 五月二十二日、原子力空母ジョージ・ワシントンは、太平洋上で空調、冷蔵室、補助ボイラー室付近から火災事故を起こした。火災は空母内の数カ所に広がり、負傷者も発生し、鎮火に数時間もかかるという大事故だった。なおこの情報は、米軍当局による一方的な広報によるものであり、事故原因、火災状況と空母内の広がりなど軍事機密に関わる事項などと称して隠蔽し続けている。しかも二基の原子炉、航空燃料、弾薬への引火はなかったのか、どれだけ危険性があったのかなど最も重要な事項についても明らかにしていない。米軍は事故の原因も含めた全貌を開示せよ。
 なお米軍当局は、八月十九日にジョージ・ワシントンの横須賀配備を予定していたが、火災事故の破損修理を理由に一カ月ほど延期することを通告してきた。事故原因も明らかにせず、あくまでも配備強行を居直り続ける米軍を許してはならない。原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会は、このような住民無視、安全軽視に貫かれた米軍を厳しく批判し、七月二十六日に「原子力空母G・ワシントン火災事故真相究明等を求める市民シンポジウム」(午後六時/ウエルシティー5F〈JR横須賀駅〉)を開催する。原子力空母の横須賀母港化を許さない取り組みをさらに強化していこう。

米軍基地へ向け
て反対の訴え

 梅雨明けの炎天下をはねのけ全国から参加者が集まり、組合旗、反戦横断幕・プラカードを掲げて公園は満杯だ。すでにプレイベントが始まり、反戦バンドと寿の演奏、檄辛風刺ライブを通して戦争反対を訴え、福田政権を批判する。
 集会の司会は、中森圭子さん(平和の白いリボン神奈川)、佐藤治さん(神奈川県高等学校教職員組合)。
 主催者あいさつが福山真刧さんから行われ、「原子力横須賀母港化は、東京湾に情報公開もない、安全性も確認されていない原子力発電所を作ることと同じだ。絶対に許すことはできない。米軍はアフガニスタン、イラクで侵略戦争を続けている。多くの民衆、環境を破壊し続けている。米軍再編のもとに中東から東アジアまでの軍事力体制を強化しようとしている。その一環として原子力空母の横須賀母港化がある。私たちは米軍の侵略戦争に加担することはできない。なんとしてでも阻止していこうブッシュ政権、福田政権を打ち倒していこう」と訴えた。
 続いて宇野峰雪さん(神奈川平和運動センター代表)が地元あいさつ、メッセージの紹介。
 国会情勢報告と連帯アピールが那谷屋正義参議院議員(民主党)、福島みずほ社民党党首、山内徳信参議院議員(社民党)、日森文尋衆議院議員(社民党)から行われた。
 ピープルズ・プラン研究所の山口響さんから海外の反戦反核二十団体から連帯メッセージが届いていることが紹介された。
 アトラクションと神奈川平和行進団の紹介後、参加団体の呉東正彦さん(原子力空母の横須賀母港化の是非を問う住民投票条例を成功させる会共同代表)、鈴木保さん(厚木基地爆音防止期成同盟委員長)、山城博治さん(沖縄平和運動センター事務局長)からアピール。
 集会アピールを参加者全体で採択し、デモに移り、米軍基地前で「原子力性空母母港化反対!米軍再編による軍事力強化を許さない!戦争がない世界を」などのシュプレヒコールを繰り返していった。 (Y)




辺野古実が首相官邸前行動
沖縄県議会が新基地反対決議
知事は埋立て申請に応じるな



 七月十八日、沖縄県議会は辺野古への新基地建設に反対する決議と意見書を賛成多数で可決した。さる六月の沖縄県議選で野党が過半数を占めた成果が、まずここに現れた。辺野古への新基地建設に反対する県議会決議が上がったのは初めてであり、これは辺野古住民を先頭とする長きにわたる闘いが作りだした新しい地平である。
 しかし、県議会最終日にあたる同日、仲井真沖縄県知事は、首相官邸で行われた「第8回普天間移設措置協議会」に出席し、政府による辺野古海域の埋め立て申請に応じる姿勢を示そうとした。実際、七月十一日の知事会見で仲井真知事は政府との協議について「かなり率直に議論ができるようになった」と政府の姿勢を評価し、かりに沖縄県当局が求める辺野古新基地建設の沖合移転案に政府側の明確な回答が得られない場合でも、「埋め立て申請」を承認する方向を匂わせたのである。
 こうした仲井真知事の姿勢は、同日の県議会決議・意見書に示された「辺野古基地建設反対」の意思に真っ向から反対するものである。この日、辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)は、午後四時半と六時半の二回にわたり、首相官邸前で「普天間移設措置協議会」への仲井真沖縄県知事の出席と、県民・県議会の意思を無視した「埋め立て容認」を許さない緊急行動を行った。行動には三十人が参加した。米国に留学して初めて沖縄基地のことや住民の反対運動も知ったという十九歳の学生も、この行動に参加して発言した。
 辺野古実の仲間は、首相官邸に向けて抗議のシュプレヒコールを繰り返した。
 なおこの日の「普天間移設協」の会合は、仲井真知事の思惑に反して「滑走路の沖合移設」という要求に対し、政府側との溝は埋まらなかった。なおかつブッシュ米大統領が洞爺湖サミット前日の日米首脳会談で「米軍再編は日米間の合意を着実に実施することが必要」と福田首相にクギを刺したこともあり、政府側からの妥協を引き出すことはまったく出来なかったと報道されている(「朝日」7月19日)。
 今こそ、沖縄県議会決議をもテコに、普天間基地の即時返還、辺野古新基地建設阻止の闘いを現地の闘いと結びながら発展させ、米軍再編計画そのものの破棄をかちとろう。  (K)

8.6ヒロシマ平和へのつどい2008よびかけ文
「平和を求めるなら 9条を鍛えよう
── 核・基地・グローバル化」


 イラク、アフガニスタンからの多国籍軍撤退を求める声、中・南米で次々に登場する左翼政権、グローバル化する日米同盟(核軍事力の維持・強化、米軍再編、ミサイル防衛)、ブッシュ政権の退場…。
 7月G8洞爺湖サミット、9月2日広島でのG8(下院)議長サミットは、不公正で不安定な世界を作り出しているG8大国の責任と行き詰まりをあらわにし、“もうひとつの世界”の必要性を示すことになるでしょう。
 プルトニウム大量保有への道=六ヶ所核燃料再処理工場の本格稼動を許さず、`動く原発aとでも言うべき米・原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀配備、艦載機岩国移駐を止めましょう!
 「9条世界会議」は戦争抑止の可能性を示して歴史的に成功しました。戦後責任・戦後補償として在外被爆者の国家賠償がやっと一歩前進しました。イラク航空自衛隊空輸活動は憲法違反であるとの名古屋高裁判決を活かし、秋の自衛隊海外派兵恒久法案を止めましょう!
 今年はイギリス反核運動の闘士、レベッカ・ジョンソンさんを迎えます。彼女は1980年代グリーナムコモン基地閉鎖、2007年にはイギリス・スコットランドのファスレーン基地封鎖=トライデント更新阻止闘争で強力な反核運動をリードしています。
 討論し、交流し、行動し、次の大きな運動に結びつけていきましょう。

関連行事スケジュール

5日(火)
11:00 ピースサイクル到着集会(原爆ドーム前)
13:00 フィールドワーク
 @岩国コース(バスツアー)
 Aフィールドワーク:原民喜と歩く広島の『夏の花』
 Bフィールドワーク:平和公園「碑めぐりコース」
17:00−19:30 集会(市民交流プラザ)
20:00 全国交流会(県民文化センター)

6日(水)
7:00 「市民による平和宣言」「9条意見広告」ビラ配布(原爆ドーム前、平和公園内各所)
8:00 広島市式典
8:15 ダイ・イン、歌(原爆ドーム前)
8:30 グラウンド・ゼロのつどい(原爆ドーム前)
9:00 ピースウォーク(原爆ドーム前〜中国電力本店前)
9:30│10:15反原発座り込み(中国電力本店前)
9:30 フィールドワークC広島城周辺徒歩コース(原爆ドーム前集合)
13:00 フィールドワークDバスツアー 宇品・比治山自動車コース(YMCA2号館集合)
【16:00 「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」集会(市民交流プラザ)】

7日(木)
9:40│14:40(宇品港)
    海から見る!被爆跡、呉基地クルージング


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