| フランス 「年金改革」に反対し かけはし2008.6.16号 |
交通部門を中心に
24時間ストライキ
五月二十二日、フランスでは「サルコジ改革」の成否の大きな焦点である「年金特別制度改革」(公務員の年金拠出期間を現行の40年間から、2012年までに段階的に41年間にまで延長する政府方針)に反対した昨年十〜十一月の連続ストによる「労働者の反乱」に引き続いて、全国八十カ所で交通部門を中心に航空、郵便、教育、港湾などの各部門で二十四時間ストライキが決行された。
この全国一斉行動は、八つの労組ナショナルセンターおよびネットワークが呼びかけて実現したものだ。これは昨年十〜十一月の連続ストの際に妥協的な態度を示したCGT(労働総同盟)やCFDT(民主労働総同盟)を含み、これらの指導部を現場労働者が下から突き動かした成果だ。また、ストとともに全国でデモ行進が行われ、動員数は昨年十一月二十日の全国デモと同水準の七十万人をマークした。
サルコジに提案
の撤回をせまる
昨年秋の闘争は、労働者が「サルコジ改革」への巨大な抵抗力を示しつつも、主要な労組ナショナルセンターの妥協的態度によって闘いは頓挫させられたかのように思われた。しかし、その後の散発的なストによって継続してきた闘いが、この間のサルコジの大幅な支持率の低下や教員削減に反対する高校生と教員たちの闘いによって、再び息を吹き返し爆発する形となった。
サルコジ政府は、改革案の撤回の拒否をあらためて宣言し、一方で定年退職者の雇用拡大策の提案によって、世論にアピールしつつ労働者の団結を切り崩す腹のようだ。また、今回の全国ストは、「スト時の最低限のサービス保障」制度(ストの影響を抑えるためにスト参加者に参加の旨を48時間前に会社側に届け出ることを義務づける制度)が適用される最初の大規模ストとなった。これによって、二十二日朝の時に発表された「スト時運行予定」がこれまでのものよりも詳細になったという。また、航空部門では、ほぼ通常に近い運行がなされた、と伝えられている。
サルコジ政府・MEDEF(フランス経団連)と労働者の攻防は激しさを増すばかりであるが、労働者は陣地を失うことなく、むしろ拡大してきた結果が今回のストに現れている。そして、抵抗が新自由主義政策を停滞させ、サルコジを後退させてきたことに自信を深めていることもたしかだ。労組指導部と左派政党が、サルコジの甘言と新自由主義政策に安易に妥協さえしなければ、力関係の決定的な転換は可能だ。(F)
投書
国賠裁判を傍聴して
K・O
権力犯罪を
覆い隠す尋問
Aさん裁判に参加した。今回はAさん、家宅捜索などで被害を受けた2人への尋問が行われた。県の代理人の尋問は、組織的犯行の証拠を一つも出すことができないため、証人たちの心証を悪くすることに終始していた。また組織の人数や経済、収入状況(組織、個人を問わず)を把握することに専念していたように見えた。給料の金額(手取り、
税込みか)、電話番号、住所などのプライバシー侵害を行い、明らかな二次弾圧だと思った。
さらに質問の順番が原告弁護人、被告弁護人の順で行われたことの不利益も感じた。原告の尋問が終わったあとに、県警弁護人がAさんや他の証人の行動の一部を切り取って事実を歪めてから尋問を終わる、そんな場面がいくつかあったように思う。
Aさんが、母親を訪れて実家に帰っていた事実を意図的に隠し、昼間の病院への付き添いができなかったことのみを切りとって強調した。公安警察の犯罪性を覆い隠すことに専念するあまり、親子関係のデリケートな心の問題について、人間として決して言ってはならないことも言った。
人間関係の微妙な問題を想像する力がないのだろうか。そもそもこのようなことを第三者の下にさらさなくてはいけない状況を導いたこの弾圧に更なる怒りを覚える。
今回の証人尋問で、逮捕、拘留、家宅捜索を行う犯罪性がこの組織にあることを証明するようなことは一つも分からなかった。むしろ証人たちの人柄が感じられ、テロ組織とかけ離れたこの組織の実態を垣間見ることができた。反対に県警弁護人や警察組織を構成している人たちの人としてのありかたも垣間見ることになった。人の人生をもてあそぶ捜査を続ける警察官(もちろん全てではありません)に対する怒りを覚えた。
警察の証拠隠滅
と証拠ねつ造
最近読んだ「冤罪ファイル」(http://enzaifile.com/)という雑誌には、交通事故など、私たちに身近な事件の中で起こった警察の証拠隠滅、証拠捏造が数多く紹介されている。捏造の動機は、あとに引けなくなって、というパターンも数多くあった。ましてや当事者が警察関係者の場合の隠ぺい工作はすさまじい。身内をかばうためには、一般人の人権など無いも同然の扱いをする警察の犯罪行為をどう正していけるのか。
捜査権を持ち、収集した情報を都合のいいように切り貼りし、都合の悪い情報は隠す、捏造すら行う、という警察の犯罪を明らかにするために、私たちは裁判所に頼るほかない。
しかし、自衛隊のイラク派兵に違憲判決を出した裁判官は、定年を前にして依願退官された。辞める覚悟がないと正しい判決を出せない、それくらい圧力がかかるということなのか。正しい判決を出そうと努力する裁判官は地裁から先に行くことが難しいということを聞いたこともある。元文部科学相の中山成彬議員(自民)は、イラク派兵違憲の判決文を書いた裁判長を「いろいろと問題のある、癖のある人だった」などと信じられないコメントをした。人格攻撃も待っているということなのでしょう。彼らが言う「問題」とは、彼らにとって都合の悪いこと、つまり真実を明らかにされてしまうという「問題」にすぎない。
第8回裁判には10・24弾圧を指揮した佐藤道男(県警本部警備部公安第三課課長補佐)が出廷します。是非傍聴へ。
第8回裁判/8月12日(火)午後1時半/横浜地裁第6民事部503号
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チベット僧を虐殺する
中国を支援しないで
学生 B
東京の大学で地理学を学んでいる十代学生です。
多くの左翼が売国的で中国を支援する中、チベット支援を訴えたのは感激しました。憲法9条で恒久平和を主張しているにもかかわらず、多くのチベット僧を虐殺している中国を支援しているのはとてもおかしいと思ったからです。
また、左翼の内ゲバ闘争はあきれてものもいえません。非暴力不服従の精神を貫いてください。憎しみは憎しみを産むだけです。必ずどこかでストップをかけなければなりません。
ああ インターナショナル 我らがもの!
インターナショナルは二十一世紀に生き、そして勝利するのだ!
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