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パキスタン                      かけはし2007.6.25号

ムシャラフは無差別弾圧をやめ非常事態宣言の撤回を

ファルーク・タリク釈放を求めるアピール

カラチで41人
が殺害される

 パキスタン労働党(LPP)書記長ファルーク・タリクは、二〇〇七年六月五日、ラホールの自宅で令状なしで逮捕された。内務省は事後的に、彼に対して三カ月の拘留を宣告した。さらに孤立化させる目的で、彼はパハワラプール刑務所に移送された。内務省の事前の同意ぬきのすべての面会は禁じられている。
 六月五日と六日に数百人の人びとが容疑者として逮捕され、他の多くの人びとも司法手続きに付されている。ムシャラフ政権は、三月九日のイフティカル・モハメド・チョードリー最高裁長官の罷免によって起こった民主主義的大衆動員を力で押しつぶそうとしている。数千、数万のデモが、この専横な措置に抗議して街頭に繰り出した。五月十二日、十三日の両日にカラチで四十一人が殺害され、多くが負傷した弾圧の責任は政権にある。ムシャラフ大統領は事実上の非常事態宣言を布告した。軍事政権がどこまで民主主義的論争を踏みにじる用意があるのかについては、誰も知らない(本紙5月28日号参照)。

すべての投獄者を
即時に釈放せよ!

 ファルーク・タリクの逮捕は、彼がこうした大衆的動員に全面的に関わり、とりわけチョードリー判事の解任後に作りだされた弁護士たちの運動を支持していたことによる。ファルーク・タリクはまた、国際レベルの連帯活動でも知られている。彼は二〇〇六年にカラチで開催された世界社会フォーラムの組織化に貢献した。彼は、ムンバイ(インド)、ナイロビ(ケニア)などの世界社会フォーラムとともに、アテネ(ギリシア)で開かれた前回のものをふくむ欧州フォーラムにも積極的に参加した。
 状況はいっそう憂慮すべき事態になっている。政権の側がファルーク・タリクなどの被拘置者に対して、心理的圧力、非人間的拘留条件(高熱の中での過密な収容房、水や衛生施設の欠如)、面会の禁止など、耐えがたい措置を取ることをためらっていないからである。
 われわれはパキスタンにおける人権と自由の尊重を求める。
 われわれはファルーク・タリクならびに民主主義的大衆動員に参加したという理由で投獄されているすべての人びとの即時釈放を要求する。(速報:ファルーク・タリクは6月19日に釈放をかちとった)。

b署名呼びかけ人

ジルベール・アシュカル(ロンドン大学/イギリス)
ダニエル・ベンサイド(パリ第8大学/フランス)
オリビエ・ブザンスノー(LCR/フランス)
バンサン・シャルボニエ(労組活動家 SNASUB―FSU/フランス)
ジャン・ピエール・ドゥブルドゥー(FSU ATTAC21副代表/フランス)
クリス・ハーマン(編集者 「インターナショナル・ソシアリズム・ジャーナル」/イギリス)
アラン・クリビンヌ(前欧州議会議員 LCR/フランス)
ルク・カンタン(心理学者/フランス)
ピエール・ルッセ(境界なき欧州連帯〔ESSF〕/フランス)
ロセリーヌ・ヴァシェッタ(前欧州議会議員 LCR/フランス)




パレスチナ内部の戦闘激化を批判する
イスラエル占領軍はただちに撤退せよ
革命的共産主義者同盟(LCR 第四インターナショナル・フランス支部)

 ガザにおけるパレスチナ人同士の衝突は、イスラエルの占領とガザ地峡のゲットー化の直接的な結果である。封鎖され、飢餓に苦しみ、雇用も移動の自由もなく、死活的な資源も欠いた状況の中で、住民たちはイスラエルの殺人的な侵攻と空爆による恒常的な苦難と脅威にさらされている。
 LCRは、パレスチナ人武装勢力の同胞同士の衝突を非難する。西側諸国の政府は、この破局的事態の諸条件を作りだしてきた。二〇〇六年の選挙でのハマスの勝利によって形成されたパレスチナ政府のボイコット、ハマスが多数派であることを口実にした住民への殺人的経済封鎖がそれである。
 現在の混乱した状況では、新しい選挙を発表しても何も変わらないだろう。LCRは同胞間の戦闘を終わらせるよう呼びかける。LCRはガザに国際部隊を派遣するという提案を拒否する。それらの部隊はパレスチナ人の抵抗運動を破壊するために使用されるだけである。
 危機から抜け出す唯一の道は、パレスチナ人の基本的諸権利を再確立し、すべての囚人を即時釈放し、移動と労働の自由を保障し、イスラエル軍によって継続的になされている爆撃と暗殺行為を終わらせることである。
 パレスチナ民衆にとって実行可能な展望は、イスラエル占領軍の完全な撤退と、パレスチナの地におけるすべてのイスラエル人入植地を明け渡すことだ。LCRは、欧州連合、とりわけフランスがイスラエルの侵略を阻止するために介入し、パレスチナ政府との誠実な協力を再開するよう要求する。フランスとEUは、このように行動することによって、ガザと西岸地域の現在の悲劇的状況を一掃する真の意思を示すことができる。
(2007年6月15日)

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