| 急速に広がる管制塔元被告連帯運動 かけはし2005.10.17号 |
ついに8千万円を突破!あともう一ふんばりして仲間を支えよう
いよいよラストスパートだ小泉の暴政にしっぺ返しを
七月九日、元管制塔被告団が政府による損賠攻撃に関する声明を発表し、全国の仲間にカンパを訴えた。それに応えて、八月十七日、被告たちを全力で支えようとする「声明の会」が支援の訴えを行った。それ以来、全国でカンパが取り組まれ、北海道から沖縄まで、さまざまな人々がカンパ運動に協力している。十月六日現在で、八千百三十一万円余のカンパが集計されている。一億三百万円を集め切り、政府にたたきつけ、三里塚闘争の勝利、小泉の暴政を許さない闘いを作り上げよう。
以下は、管制塔被告連帯基金支援ウエブサイトに掲載された、基金へ寄せられたメッセージである。一部省略しました。(編集部)
九月二十七日から十月五日までの熱いメッセージを掲載します。
連日十人を超える方たちから寄せられていますが、十月三日分二十七人、十月四日分はちょうど三十人でした。正にラストスパートですね。私の職場宛てにも現金書留やお手紙と一緒にカンパが届いております。カンパをしてくれた大阪や京都の仲間たち……顔を思い出すことができずに悔しい思いをしております。
あと二十日です。がんばります。よろしくお願いします。
10月9日 中川憲一
あの時代の良心が三里塚に結集していたんだ
●不当不法な攻撃に屈せず、お互いにがんばりましょう。熱い連帯の心をもって。(Hさん・秋田市)
●時は流れ時代は変化しても原点は変わらず。志を一つに戦ったその心も同様です。共に生きようではありませんか。(M・T・八街市)
●激烈な管制塔闘争の日々、思わず自身の昔と重なりました。権力の非情と向き合う数多い運動のカンパ協力が私にある器を越えております。決めておられるカンパにとても届きませんが、気持ちばかりを一杯にしています。よければ納めてください。(Aさん・箕面市)
●何故こんなでたらめがまかり通るのでしょうか。この暴挙を考えた個人はどんな生き方をしているのだろうか。さらに個人の反撃を許さない共謀罪を成立させようとする権力に少しでもぎゃふんとさせたいものです。小選挙区制度はこの国にはなじまない。自民党に勝とう。(Uさん)
●最後のスパート。頑張ってください。(Uさん・墨田区)
●最近、国家や政府に反対することを許さない民主主義をふみにじる動きが強まっています。これもそのひとつ、屈さずがんばって下さい。(Tさん・新宿区)
●27年前のあの日は私にとっても、一生忘れる事はできません。20才の私も47才となっていますが、あの日の光景は心の中で消えることはありません。世界遺産の地―白神より。(Tさん)
●義は未来からも必ずやって来ます。(Oさん・仙台市)
●米国在住の元の仲間。「時代の良心が三里塚に結集していたことは今も信じて疑わない。自分もその良心の一部であったと思うが、その良心のかけらを今も持ち合わせているだろうか? カンパをしたらそう言えるようになるわけでもないが、とりあえずカンパはする。もう一度そのかけらを拾って育ててみることができるかもしれない。平均寿命は延びた、人生は長い。どこかでまた会おう。」(Nさん)
●偉大な闘争に少しですが、背後からの後押しになるかな。カンパします。(Sさん・昭島市)
●この逆境をかてに共に闘った仲間の団結が固められることを願っています。(Tさん・埼玉県)
●政府は何とひどいのでしょう! でもこれが国の正体なのですね。国策に従わない奴は徹底弾圧という。(Mさん)
●ガンバレ、超ガンバレ!!(Sさん・小金井市)
●中川さん、太田さん、津田さん忘れる事のできない管制塔の皆さん(Mさん・和泉市)
こんな報復に黙っているのは私たちの恥辱だ
●あのとき私は何もしてませんでした。だから義理も責任もないとも思ったのですが、今こんな報復の生けにえ攻撃を黙認したら、あのとき何もしなかった以上の恥辱です。民衆の魂の不滅さを世に示しましょう。少額ですが、ぎりぎりです。(Sさん)
●早い解決を望む。少額ですけど足しにして下さい。(Iさん)
●1969年1月18│19、1978年3・26の光景は忘れられません。少しでもお役にたてば。(Aさん)
●絶対、政府権力・空港公団当局は許せない! 連帯を込めて、少額ですが送ります。(Wさん・大田区)
●中川さん、お手紙ありがとうございました。チョードン感な私がこれって終身刑? それよりひどいんじゃない?と気づいたのは8月も末のことでした。皆様のご心中をお察してます。よね婆さんをはじめ、流れ弾にあたって亡くなった東山さん、まして原さんの魂はどこへ行けばよいのかとも思ってしまいます。この夏、ごく身近にい将来有望な青年が「成田」から旅立ちました。かつて援農に行った際にふれたかの地の土の匂い、きの豊かさは今も私の中に残っています。あれ程の肥沃な農地をコンクリートで埋めてしまうのはやっぱりもったないないよなあーという感を否めません。私の胸中は実に複雑です。皆様のご健勝をお祈りのしています。(Jさん・大阪市)
●小泉政権による攻撃に屈することなく、各地域で頑張って生活している各被告の皆さん。この程度の支援しかできませんが、何とか乗り越えてください。(N夫妻・備前市)
●他人事とは思われず、暴政に抗う人々への連帯の一つとして拠出します。(Eさん・秋田市)
●元管制塔被告の皆さんへ。日本政府の不当な弾圧を許さず、今後も共に闘いましょう。(Kさん・小樽市)
●少額で申し訳ありません。「対応が遅れた」との批判も耳にしますが、後退戦をキチンと闘うことも大切。(Sさん・板橋区)
●私の今の支え、源は同志と思ってます。(Oさん・大分県)
●我々は決して後悔することはない。青春の日々毎日毎日デモにあけくれた時間は正義でした。30年もたっていまだ苦悩する人々がいることは、我々の責任でもあり、残念でなりません。山崎・津本が死んでいったことは一生私自身の心の中にいまも生きているのです。(Yさん)
●1口の金額に満たなくも申し訳ありませんが、少しでもお役に立てば、ということでお送りします。何かのたしにしてただければ、と思っています。(Hさん・日野市)
●三里塚闘争勝利まで闘い抜きましょう。(H夫妻・宮城県)
●組合員からのカンパです。ともにがんばりましょう。 (電通労組)
お金とはこういうことのために使うべきもの
●不当な損害賠償請求ですが、元管制塔被告団の声明を支持します。更に三里塚闘争に勝利するまで闘い抜きましょう。損賠支払い日の闘争にも参加したいと思っています。(Oさん・宮城県)
●少ない金額ですが、精一杯思いをこめています。(Sさん・青梅市)
●元反対同盟印刷局として。(Hさん)
●少しですがカンパします。今月もう一度カンパできる予定です。1968年全共闘だった時代のリンクから、ウエブサイト毎日みています。「がんばれ」という安っぽいことばはきらいです。熱く熱く連帯しています。日大三島高校OB。(Uさん・静岡県)
●年金生活者、僅かですが参加させてください。事務局の皆さんのがんばりに敬意を表します。(Nさん)
●仙台の集会に行かなかったのですが、参加者に聞いて「ああ、この様な人達がいたんだ、権力にくっすることのない人達が」原点にもどったような気がします。(Aさん・仙台市)
●羽田空港拡張は無理だ、と新聞広告を出し、強引に、死者まで出して三里塚に「開港」。そんなこと言わなかったかのように羽田は拡張を続けている。ウソをつき、人を殺したのは政府・権力側。勇気がなくて現地では闘えず、都内での集会への参加ぐらいしかできなかった私たちの分まで闘ってくれた「管制塔占拠」の人たちに、心ばかりの「連帯基金」を送ります。(Sさん)
●1口1万円で1万人なら1億円とのこと。ならば、2万人。否10万人の拠金者が出現して欲しいものと祈念します。考えます。お金はこのようなことの為に使うべきものと考えます。(Aさん)
●小泉政権の暴政を絶対に許すことはできません。頑張ってください。(Eさん)
●基金運動のもり上がりに、左翼いまだ死なずの感あり。(Hさん)
●3回目の送金です。毎度少額で気がひけます。インターネットで呼びかけた時「ここまで来れるとは」正直難しいと思いました。ここまで来られたらラストスパート!月平通。(Tさん・岩手県)
●「かわいそうに」と思うのでこれを寄付します。毎月これから9回続けます。(Tさん)
●ささやかなカンパです。少しでもお力になれば。(Eさん・豊島区)
●政府の理不尽な仕打ちは絶対許すことができません。厳しい闘いを続けておられる被告団の皆様に少しでもお役に立てればと思います。振替用紙つきチラシ5枚送ってください。お願いします。(Nさん)
●遅くなりましたが、3・26闘争を一緒に闘った一人として、カンパします。頑張りましょう!!仲間にも呼びかけています。(Mさん)
郵便振替
管制塔被告連帯基金
口座番号 00130-3-445762
コラム
大胆な発想と行動を
「なんだかすごいことになってきましたね。目には見えないんだけど、熱を、風を強く感じます。あの時、十六階の管制室で感じた透き通った解放感に似たものを感じます。あと二十日、がんばりましょう。よろしくお願いします。十月十日 中川憲一」。
中川さんが私に寄せてくれた私信だ。管制塔占拠闘争元被告たちにかけられた損害賠償をはねかえす一億円カンパ運動が目標を達成しそうな勢いで進んでいる。
七月に元被告団が「全額年内に支払うしかない」と苦渋の決断をした時、大衆カンパ運動として達成できるなどとは夢にも思えなかった。党派への分担や借金をする以外にないと思われた。
しかし、八月被告団の団結合宿、「声明の会」の支援要請の発表、連帯基金支援ウエブサイトが立ち上がると流れが明らかに変わった。大衆的に広がりを見せ始め、北海道から沖縄まで広い範囲にわたって、カンパを寄せる人が現われ始めた。それも年金生活者から、三里塚闘争を知らない世代までになった。元被告団が幾人かの反対同盟を回り実情を説明したら、みんなわがことのように心配してくれ、激励をしてくれた。現地でも確実に現・元反対同盟を巻き込み支援が広がった。
われわれインター系組織にとっても、分裂以来初めて、それぞれの組織に所属しているもの、いないものが一同に会してひとつの目的に向かって動き出した。関東を中心に各地で会合が持たれ、カンパの呼びかけが発せられた。
元被告の前田さんが岩手、仙台、山形を回り、訴えたのも大きな反響を作り出した。関西連帯する会や労働者調整委員会など、ともに三里塚闘争を闘った「党派」などでも取り組みが行われるようになった。三月要塞、5・8鉄塔決戦元被告団も支援に動いた。
いまや明確に管制塔支援の全国運動として成立するようになり、当初目標を達成するだろう。この運動の成果は@3・26闘争は現地―全国を貫いた大衆的実力闘争であり、運動の大義が三里塚農民・支援にあったこと。それを人生をかけて闘った仲間たちの熱い思いがいまもあるということA元被告たちが重刑をくらい、さらに一億円という莫大な負債を負わされることを黙っているわけにはいかないという連帯感B小泉の圧勝を作り出した現在の状況に対する危機感、なんとか小泉に一矢を報いたいとする強い思い――をひとつに結実させることに成功したことである。
明確な目標を掲げて大胆に訴えることができたことが運動の成功のカギだろう。このことは、昨年発足した憲法9条の会の全国運動が政党や運動体の違いを超えて、草の根のように全国に広がっていることや、郵政民営化反対運動が郵政労働者ユニオン、ATTACジャパンの呼びかけによって、国労闘争団、電通労組、全労協の連帯を作り出し、郵産労・全労連との共同行動を実現させ、一時ではあれ廃案に持ち込んだ――こうした成果を作り上げた運動との共通性を持っている。
レーニンはトロツキーらをボルシェビキに合流させ、十月ロシア革命を成功させた。毛沢東が日帝の侵略に対して、抗日統一戦線を提起して勝利した。
われわれも、深刻な階級的後退の困難な局面の中でそれを打開するたに、日本における反資本主義左翼の建設として結実させ、戦争する国家として憲法改悪をしようとするブルジョア政権と対決できる運動と左翼勢力を築き上げるために、旧来の発想を転換し大胆に踏み出そう。 (滝)
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