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日米共同軍事演習とイラク派兵にNO!          かけはし2004.01.26号

グローバル戦争のための共同軍事演習をただちに中止せよ

自衛隊朝霞基地へ1800人がデモ


 一月十八日、埼玉・朝霞中央公園で「朝霞駐屯地での日米共同軍事演習反対!1・18集会」(主催・実行委)が行われ、千八百人が参加した。
 米軍のイラク軍事占領と自衛隊派兵強行という戦時下、二十一日から陸上自衛隊朝霞基地で日米共同指揮所演習「ヤマサクラ45」が強行されようとしている。一九九九年以来二度目である。演習の統裁官が米国の第一軍団司令官で、自衛隊と米軍の共同演習のコードネームをヤマサクラとした。そして、イラクなどの戦場とのリンク、市街地戦闘・軍事演習、テロ・核・生物・化学兵器戦、ミサイル防衛などを想定し、仮想で部隊を指揮する演習だ。
 参加部隊は、自衛隊は東部方面隊など二千五百人、米軍が在日米陸軍、第一軍団、第九戦域支援コマンド、第三海兵師団(沖縄)など千四百人の規模である。このように演習は、明らかに米のグローバル戦争の一翼を自衛隊が担っていくために欠かせない軍事行動だ。なお前回と同様に一月五日から二月三日までの一カ月間、練馬の第一ホテル光が丘を米軍宿舎として借り切っている。有事立法を先取りする形で民間施設の軍事利用の拡大を公然と行っていることに抗議していかなければならない。
 集会は、主催者あいさつから始まり、「本集会は、練馬・埼玉の地域を中心に六十九団体の賛同団体、百三十三人の賛同によって開催されています。実行委は、戦争に協力しない!させない!練馬アクション、練馬平和委員会、練馬区職員労働組合の呼びかけで取り組んできました。中止要請の申し入れや監視行動、学習会などを積み上げてきました。イラク戦争、改憲への動きが強まるなか、日米軍事同盟の強化につながるこの演習に反対しよう」とアピール。
 地方参加者の代表として、しない!させない!戦争協力・関西ネットーワークの星川洋史さんは、「四年前に伊丹でヤマサクラが強行された時、中部方面隊総監部を三千人『人間の鎖』で包囲した。いずれ方面隊からイラク派兵が予想されるので、一月二十五日にデモと『人間の鎖』を行う。諸市民運動団体、社民党、共産党、新社会党 労働組合が一緒になって成功させたい」と連帯アピールした。
 続いて発言は、新座市平和委員会、新ガイドライン戦争法の発動を許さず憲法九条を守る東京連絡会、朝霞高校教員、日本共産党富樫練三参院議員、社民党練馬支部から行われた。全国反戦団体からの連帯アピールが紹介され、参加者全体で集会アピールを確認し、基地包囲、中止申し入れ行動に移っていった。
 駐屯地のフェンスの内側では、木銃を持った戦闘態勢で隊員が百メートルに一人づつ立ち、警備体制を敷いていた。自衛隊員に対する呼びかけとともに、「日米共同演習反対!自衛隊のイラク派兵に抗議する!」とシュプレヒコールを行った。       (Y)


インド・ムンバイで第四回世界社会フォーラム始まる

世界各国から7万5千人が参加

 一月十六日、インドのムンバイで、第四回世界社会フォーラムが始まった。世界各国からインド・ムンバイまでのさまざまなアクセスを経て(デリー空港はこの時期、濃霧という天候トラブルを抱え、欠航遅便が常習)、アジア初の世界社会フォーラム(以下WSFと略)に七万五千人が集まった。前三回までのブラジル・ポルトアレグレでの開催とはかなり状況が異なり、ムンバイ市や州政府による協力がまったく得られず、しかも今回は企業財団からの基金なしに開催することが合意されており、街のWSF開催表示や拠点での主催者側プレゼンスの少なさに気づかされた。
 ムンバイ市のある州政府は、排外主義右翼、シブセナ党支配地であり、しかもWSFに対抗する毛沢東派系のフォーラム、ムンバイ・レジスタンス二〇〇四(MR004)も近傍で公然と開催されていた。
 このように多難なインドでのWSF開催だが、会場となったムンバイ近郊ネスコ・グランドは、大規模工場の跡地にある大きなバラックを利用していて、文字通り、WSFと「新しい世界は可能だ、それをつくろう!」というスローガン通りの会場となった。
 開会式には濃霧トラブルのため参加できない日本人の仲間が続出したが、翌日のカンファレンスなどはポルトアレグレよりもはるかに巨大な(最大二万人収容)建物を埋め尽くす世界・インドからの動員であった。何より女性や先住民・少数民族の動員が目立っている。会場までの大混雑(バス・タクシー・小型タクシーのリキシャ)と入退場での混雑、そして、一日中繰り広げられている会場各所を練り歩く参加団体固有のパフォーマンスの踊りやコール、音楽のアマルガム。至る所にあふれる空中横断幕や立て看板。スローガンの大洪水。これがインドのWSFだ。
 十八日日曜日夕方から韓日の参加者百人の共催で、イラク反戦デモが会場内で元気よく行われた。他団体の太鼓や踊りと混じり合いながら、日本の首相も知られていないインドで、「PULL DOWN KOIZUMI!」と書かれた小泉人形やイラク派兵反対・日韓FTA反対!のプラカードを掲げ、参加者やマスコミの注目を浴びながら会場内を練り歩いた。(詳細次号)


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