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                          かけはし2003.2.24号より

始まる前に止めようイラク戦争

2・15 国際統一行動in大阪に千五百人

 【大阪】イギリスの「Stop戦争連合」の呼びかけで始まり、六十カ国六百都市以上で取り組まれた、六〇年代のベトナム反戦運動の規模を超えると言われた二月十五日の国際統一行動、大阪での集会は「しない・させない戦争協力」関西ネットの主催で、扇町公園に千五百人の労働者市民を集めて開かれた。
 集会は、関西ネット事務局の山元さん(全港湾大阪支部書記長)の司会で始まり、代表の中北龍太郎さんが主催者あいさつをした。中北さんは、「いま戦争か平和かの分かれ道に立っている。小泉政権はプードルのしっぽといわれているが、今日は世界で一千万人が集会やデモを行うと伝えられている。このような反戦平和運動の高揚によってイラク問題の平和的解決のチャンスが訪れている。アメリカが戦争をやる正当な根拠はどこにもない。イラク攻撃が始まる前に止めよう」と訴えた。
 続いて、アメリカで反戦運動をしている女性活動家ニュミラーさん(グローバルエクスチェンジ)がアピールした。
 「生まれたのはベトナム、ベトナム戦争の時はアメリカで学生だった。ベトナム反戦運動が起きたのは戦争が始まってから何年もたってからだった。いま、戦争が始まる前からこれほど大規模の反対運動が起こるというのは驚くべきことだ。戦争を止める最強の武器は反戦のインターナショナリズム。このような国際的な連帯はイラク戦争に対してだけではなく、グローバリゼーションに対しても広がっている。イラクの人々の立場に立つことは私たちの責任、無力感を持つ必要はない。私たちは大阪で平和の仲間になった。私たちは強いんだ」と訴えた。
 続いて、沖縄平和市民連絡会からのイラク派遣団七人のひとりとしてバグダッドを訪れた大宮育雄さんが発言した。「戦争で犠牲になるのは市民、沖縄の米軍が参加すればわれわれも加害者になる。米国こそ最大の核保有国、武装解除するべきはアメリカだ。強盗戦争を止めさせるため、いまこの時間沖縄でも嘉手納基地へのデモやゲート前集会をやっている」と連帯のあいさつをした。
 大阪労働者弁護団として連帯のあいさつをした在間さんは、「国連憲章では国際紛争を解決する手段としての武力行使を禁止している。ベトナム戦争に反対してかつての総評が呼びかけたストライキで国際反戦デーが作られたように、イラク戦争を阻止しよう」と呼びかけた。
 ドーンセンターで会議をしていたグリーン・ユース・キャンペーンから、代表の清水耕介さん(関西外大)があいさつをした。清水さんは、「イラク戦争は遠いところの出来事ではなく、戦争が起こればわれわれの日常生活や経済が直撃される」と言い、グローバルグリーンズの声明を読み上げた。
 また、労働組合からということでアピールした全日建連帯労組トラック支部の河村委員長は、関西生コン支部の決議・全日建連帯労組中央委員会の決議として、イラク攻撃が始まったら二時間のストライキを決行することを報告した。
 韓統連大阪本部のチェさんは、韓国でもイラク戦争と朝鮮戦争の回避のための集会がもたれていることを報告した。在韓米軍の装甲車に二人の女子中学生がひき殺される事件があったが、その米軍事裁判で犯人の兵士が無罪になったことから、韓国では反米感情が盛り上がっていると言い、二月二十三日ドーンセンターでの日韓民衆連帯集会への参加を呼びかけた。
 女たちのピースアクションを毎月行ってきたウイメンインブラックの人たち、そして最後にユースピースウオーカーズ(歩く人すべてが呼びかける人)の元気な若者たちが、二月十六日に行うピースタウンウオークへの参加を訴え、イラク戦争を止めさせるまで闘うと元気にアピールした。
 集会の最後に、「全世界のイラク反戦行動を一層強化しアメリカに攻撃を断念させよう。小泉政権の戦争荷担と有事法制などの戦争政策を止めさせよう」という決議案を関西共同行動の星川洋史さんが提案し拍手で確認した。
 集会は一時間で終え、参加者はこの後大阪市役所までデモ行進し、途中にある米領事館前では、イラク侵攻反対などのシュプレヒコールをあげた。 (T・T)



イラク攻撃NO!有事法制廃案を求めるヒロシマ集会

国際統一行動に連帯し千八百人


 【広島】二月十五日の世界規模のイラク戦争NO!の声に連帯して取り組まれた、「イラク攻撃NO!有事法制廃案を求める2・16ヒロシマ集会」が千八百人の結集で成功した。社民党支持労組、新社会党支持労組が結集する平和運動センターが中心になって呼びかけ、一日共闘としての実行委員会がつくられた(三十団体)。一月十八日の主体と重ならない部分が多い。結果として、二カ月連続で二千人近い規模の集会が続いたことになる。
 集会は、実行委員長の田中秀和さん(平和運動センター議長)の開会あいさつ、社民党・金子哲夫衆議院議員の報告を受けた。秋葉市長はメッセージを寄せた。
 昨年十二月イラクを訪問した「劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエーション」の嘉指信雄さんは次のように述べた。
 「劣化ウラン弾は放射能兵器だ。米国は、劣化ウラン弾問題を隠ぺいすることにより、世界を誤った方向に導こうとしている。イラクによる大量破壊兵器所有の可能性のみが問題にされているが、いま派遣されるべきなのは、『劣化ウラン弾被害の国際的調査団』だ」。
 私たち「有事立法はイケン(違憲)!県市民連絡会」は、「劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエーション」とともに、ウラン弾NO!の日本語と英語の大きな鮮やかな横断幕を掲げ、もっとも多彩なデコレーションと解放的な雰囲気の隊列を形成し、全体の雰囲気を盛り上げた。
 一週間、一日ごとに確実に反戦の声は高まっている。街頭での署名行動の圧倒的反応のよさがそのことを証明している。多くの人々のその気持ちを行動へとすくいあげていくイニシアチブが求められている。その一つとして、三月一日の査察団の国連安保理報告を見すえた3・2広島発!の行動が呼びかけられるだろう。      (K)

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