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総選挙―東京21区、川田悦子さん再選を/大阪9区・中北龍太郎さんを国会へ |
川田悦子さんの再選を
命と人権を守りぬく政治のために
十一月九日投票の総選挙・東京21区(立川市、日野市、昭島市)で無所属前職の川田悦子さんが、再選をめざして闘っている。川田さんは、三年前、山本譲司(民主党)の秘書給与流用をめぐる逮捕・議員辞職にともなう衆院補欠選挙で、みごと自民党候補を接戦の末に打ち破って当選した。
川田さんは一九八七年、次男・川田龍平さんのHIV感染告知を受け「血友病の子どもを守る会」を結成、九五年には龍平さんが自らHIV感染患者であることを実名公表したことをきっかけに、薬害エイズ運動の先頭にたって活動した。裁判和解の後は薬害エイズ問題を超えて「人権アクティビストの会」を結成する。
弱者の権利を守る川田さんの活動は、議員になっても変わることはなく、いっそう活発になった。川田さんは衆議院厚生労働委員会に所属し、いのち・人権を守る立場から、BSE(狂牛病)、SARSなどの対策に取り組むだけでなく、有事法制反対、雇用と労働者の権利を守る闘い、人権擁護などの課題にも先頭にたって活動してきた。二〇〇一年の「9・11」直後の九月十四日には「テロにも報復戦争にも反対」を訴えて、率先して有楽町マリオン前で宣伝活動を行い、「テロ特措法」の審議の際には国会前でのハンスト闘争にも決起した。
川田さんの議員活動は、議会外の市民運動、労働運動などと密接に結びついている。国労闘う闘争団をいち早く支援してきたのも川田さんだ。まさに戦争と新自由主義的「弱者切り捨て」政策に対する批判を最もエネルギッシュに展開してきたのが川田さんだ。
かけがえのない国会議員である川田悦子さんの再選をぜひともかちとろう。前回以上に情勢はきわめて厳しい。しかし、この逆風を押し戻すファイトをみなぎらせて川田さんは奮闘している。読者の支援を!(K)
b川田悦子事務所:日野市多摩平1―5―7エンドレス多摩平104/TEL042―586―3178/FAX042―586―3196
b立川事務所:立川市錦町2―2―19ムンド・カーサ高木1F/TEL042―548―1172/FAX042―548―1187
b郵便振替:川田えつこの会/00100―2―138181
bホームページ http://www.etsuko.jp/
中北龍太郎さんを国会へ
護憲・平和の第3極を作り出そう
日本革命的共産主義者同盟(JRCL)関西地方委員会書記局
関西共同行動の共同代表である中北龍太郎さん(社民)が、再び衆議院議員選挙に挑戦する。私たちは、人権派弁護士、反戦平和の市民運動のリーダーとして、大衆運動の困難な時代をともに奮闘してきた中北龍太郎さんの当選をめざして、総力をあげて選挙戦を闘い抜くことを決意する。
私たちは「小泉人気」や「民主党ブーム」がメディアを通じて意図的に煽られていること、それが「安定した二大政党制」、つまり米日軍事同盟と自衛隊によって保障されるブルジョア国家体制の枠組みの中での政権交代をビルトインした政治支配体制の確立という支配階級の永年の願望の表現であることをはっきりと見すえなければならない。
小泉の「改革」と菅・小沢のマニフェストの間には、規制緩和・構造改革という名の下での破壊的な経済・社会再編のスケジュールと、改憲・自衛隊海外派兵の条件や手続きをめぐる些細な違いがあるにすぎない。大手のメディアでは、あたかもこの二つの選択しかありえず、それに抵抗する流れが存在しえないかのように描かれている。
しかし、私たちは、新自由主義的グローバリゼーションに抵抗する全世界の人々の闘いや、イラク反戦運動として表現された広範な人々の立ち上がりの中に、もう一つの選択の可能性を実感している。人々が偽りの景気回復に期待をかけたり、互いに競争を強いられることをやめ、ともに平和的に生存し、尊厳のある雇用が保障されるあたりまえの社会をめざして集い、語り合い、力を合わせるとき、日本でもそのような可能性が確実に広がるだろう。
今回の衆議院選挙は、自衛隊海外派兵と改憲に抵抗する闘いの持続と再結集にとって重要な意味を持っている。人々が無力感に陥り、強いリーダーシップ、強い国家を求める時、差別と排外主義のデマゴギーがやすやすと受け入れられる。そのような危険な状況がすでに始まっている。自民・民主の二大政党体制は、そのような窒息状況をいっそう固定化するだろう。
私たちは、この困難な状況に立ち向かい、憲法改悪と戦争に反対する統一戦線の形成を目指して、今回の衆議院選挙では戦争・憲法改悪と小泉「構造改革」に反対する候補への投票を呼びかけ、大阪第九区で立候補する中北龍太郎さんの当選を目指して、ともに闘うことを呼びかける。
むつ・六ヶ所に核のゴミを押しつけるな
核の「中間貯蔵施設」はいらない
「さよなら原子力の日」行動
再処理工場と「中間貯蔵施設」の建設中止求めて
十月二十六日、原発とめよう!東京ネットワークの主催で「さよなら原子力の日〜むつ・六ヶ所に核のゴミを押しつけるな!」と題した集会とパレードが行われた。今回の行動は次のように呼びかけられた。
「東京電力と政府は行き場のない使用済み核燃料を、青森県むつ市に『中間貯蔵施設』として押しつけようと着々と手を打っています。首都圏で消費した原発の電気の廃棄物を六百五十キロも離れた地に、『極めて安全な施設』として押しつけようとしています。そして『中間貯蔵施設』は再処理を前提としていますが、再処理で取り出したプルトニウムの使い道はありません。建設中の六ヶ所再処理施設は使用済み核燃料貯蔵プールと工場本体の溶接などの不正事件の最中ですが、その不正は氷山の一角であるのは明らか」。
集会はグリーンピースジャパンの鈴木かずえさんの司会で進行。プログラムのはじめは、むつ市の野坂庸子さん(核の「中間貯蔵施設」はいらない!下北の会代表)からの現地報告。続いて澤井正子さん(原子力資料情報室)が核燃料サイクル問題に関連して、六ヶ所再処理工場を中心した最新状況を報告した。そして、KO―KO・小林大木企画制作の「六ヶ所再処理工場二〇〇三」ビデオ上映、山口泰子さん(婦人民主クラブ)からエネルギー基本計画についての報告、伴英幸さん(原子力資料情報室)から維持基準についての問題提起が行われた。参加者は約七十人。
中間貯蔵施設めぐるむつ市での攻防
むつ市では、二〇〇〇年八月に杉山市長が中間貯蔵施設の誘致を表明、その一カ月後に『核の「中間貯蔵施設」はいらない!下北の会』が結成された。翌〇一年四月に東電は立地可能性調査を開始。原子力安全委員会は〇二年七月に「安全」指針をまとめている。この間、〇一年九月に中間貯蔵施設立地問題を最大の争点として三人が立候補する市長選が行われた。結果としては立地推進の杉山市長五選を許したが、「住民投票も視野に入れた凍結」を掲げた慎重派候補と「白紙撤回」候補の票の合計が投票総数の約五五%を獲得している。
今年四月、東電は正式に事業構想を発表。六月二十日、これを受けて杉山市長は受け入れを正式表明、三十日に誘致の是非を問う住民投票条例の制定をめざした署名が開始される。署名数はむつ市の有権者の一三%に当たるおよそ五千四百筆が集まったが、九月十一日の特別委員会で否決されている。市長は九日の特別委員会では、「誘致反対票が賛成票を上回ることが懸念されるから条例制定に反対しているのではないか」という誘致反対派の委員の質問に対し「発言の通りだ」と答弁している。
野坂さんの報告によれば、これまで市長は中間貯蔵反対の陳情署名を逐一見て、各地の会合のたびに「おまえも署名したな」と圧力をかけてきたという。そのため、むつ市の職員とその家族は署名することもできずにいた。市長は施設ができると観光客が増える理由として「全国で初の施設だから」と言い、また雇用も増えるというが、東電の構想では操業後は二十〜三十人程度であるという。
また市議会の構成では八割が土建関係議員が占め、「子どもたちの将来よりはいまの収入」「自分たちの子や孫も上京して東電の電気の恩恵を受けているのだからゴミくらい引き受けてもいいではないか」という姿勢だという。誘致を進めてきた商工会議所は誘致推進署名を二万筆集めたが、野坂さんらの直接請求の署名集めでは、事業者による圧力によってかき集められたことが市民の口々に上がったという。
野坂さんが、公共事業依存の地域経済や、原子力船「むつ」などの国策にほんろうされ、住民が分断されてきた結果として「市民には力はあるが、声を出すエネルギーがないことが残念」と述べていたことが印象的だった。
核燃事業費は総額十五〜二十兆円に
澤井さんは、「六ヶ所再処理工場のウラン試験と操業開始延期の直接の原因となった使用済み燃料プールのずさんな工事と水漏れ問題、そしてこの間あきらかにされつつある再処理工場をはじめとしたバックエンドコストの問題について」報告を行った。
経済産業相の諮問機関・総合資源エネルギー調査会の六ケ所再処理施設総点検に関する検討会の聴聞で、日本原燃は「原発とくらべると同じ工期で六倍の作業量があった」ことをずさんな工事の原因のひとつに挙げている。
また、同じく総合資源エネルギー調査会の電気事業分科会コスト問題等小委員会で検討するために、日本原燃は核燃サイクル事業費が総額十五〜二十兆円にものぼるという試算をしている。これまでも十六兆円という数値がリークされた際、うち七兆円弱は電気料金として徴収が可能だが、九兆円強と試算される施設解体費用や中間貯蔵の経費・MOX燃料加工費などの費用財源の捻出方法が決まっていなかった。これを国庫負担とする方向での試算のため、コスト問題等小委員会が設けられている。
澤井さんは十月二十一日の小委員会で公開されたばかりの資料をもとに、「再処理さえやめさえすれば、市民が莫大な負担をしなくてすむ」と訴えた。
パレード解散地点の明治公園では、ストップ・ザ・もんじゅ東京の高木さんの進行で集約集会が行われた。核燃やめておいしいごはんの松丸さんから、コスト等小委員会傍聴への呼びかけ、たんぽぽ舎の柳田さんから電力危機キャンペーン批判のパンフレット作成についての発言、日本消費者連盟の富山さんから青森県とむつ市に対する中間貯蔵施設反対の申し入れ行動の呼びかけ、原水禁国民会議の井上さんから十一月十九日に開催される青森・東通原発の公開ヒアリングへの行動提起ともんじゅ事故七周年全国集会の呼びかけなどが行われた。(斉藤)
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