9.19
戦争法強行採決から4年
三〇〇〇人が国会前で怒りの声
韓国敵視を煽るな
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九月一九日午後六時半、国会前で「戦争法強行採決からまる4年 大軍拡予算反対!韓国敵視を煽るな!安倍9条改憲NO!辺野古新基地建設は断念を! 国会議員会館前行動」が行われた。行動には三〇〇〇人が参加した。
主催者あいさつに立った小田川義和さん(全労連議長)は、四年前のこの日に行われた戦争法強行採決に思いをはせながら、野党が共同で安保法制廃止法案に向けた論議を始めていることを紹介した。小田川さんは市民団体と「立憲野党」の一三項目協定合意の立場に立って、安倍改憲を絶対にさせない、と訴えた。
小田川さんはさらに参院選前の五月末に「立憲与党」と市民が交わした一三項目合意の立場から、改憲発議をさせないことを強調。さらに九月一一日に発足した「第四次安倍再改造内閣」が「極右お友だち内閣」に他ならないと指摘し、深刻な台風一五号被害に対して十分な対策を打ち出せないあり方を厳しく批判した。
台風被害に対し
無策露呈の政府
次に野党各党からの発言。立憲民主党の佐々木隆宏衆院議員は、二〇一五年九月一九日のいまわしい戦争法強行採決を振り返りながら、台風一五号の情報共有が行われず、孤立した村落についての情報が入ってこない政治のあり方を厳しく批判。さらに「愛国心」を振りかざした「外交」によって近隣諸国との関係を破壊し、日米交渉では「ゆずりにゆずって何も取れない」と安倍外交を批判した。佐々木議員は、一〇月四日から始まる臨時国会では野党の合同した闘いの力を、と訴えた。
社民党の福島みずほ副党首・参院議員は「四年前の九月一九日に成立した安保法は明確に憲法違反だ。いま各地の裁判所で違憲訴訟が闘われているが、裁判所ははっきりした判断を下すべき」と訴えた。福島さんはさらに安倍改造内閣は「改憲シフト内閣」であると指摘し、隣国への差別・排外主義を煽り立てる姿勢を厳しく批判した。
国民民主党の木戸口英司参院議員(岩手選挙区)は「国家権力による憲法の破壊」を許さず、地方から生活と憲法を守ろう、と訴えた。共産党の田村智子副委員長・参院議員は「九・一五は国政選挙での野党共闘へと脱皮した日」として「九・一五」を語り、「野党は共闘」というスローガンから、今では「野党が共に政権をつくる」という目標を持って闘えるようになったことを確認したい、と訴えた。
・3全国統一
行動の成功へ!
次に、安保関連法に反対するママの会のメンバーである谷内はつえさんは、幕張メッセで開催された「武器見本市」を批判し「同じ国で三回も見本市が行われたのは日本だけ」と批判した。日本体育大教授の清水雅彦さんは、「国家は国民の人権を制限することが出来る」という主張にきっぱりと異を唱えた。日本山妙法寺の僧侶は日韓市民・宗教者の連携で、安倍政権の「嫌韓」政策をやめさせようと訴えた。
安保法制に反対する女性の会からは、最高裁の一五人の判事のうち、女性はわずか一人というありかたを批判するとともに一一月七日に出される判決に注目を、と呼びかけた。憲法共同センターの藤原さんは、食糧の低自給率の中で日米FTAが進められることに注意を呼び掛けた。一〇月から消費税増税となる。人びとの生活がさらに厳しくなる中で進められる安倍内閣の改憲布陣に、反撃の闘いをもっともっと広げていかなければならない。集会では、この日の東電刑事裁判への不当無罪判決への怒りもこめて、安倍政権打倒への陣形をさらに広げていくことが呼びかけられた。
一〇月四日には臨時国会が始まる。一〇月一九日の土曜日の「一九日行動」(午後三時)、そして一一月三日には全国統一行動が行われる。この日には韓国から多数の代表団が来日する予定も組まれている。安倍改憲のたくらみを葬り去るまで全力で行動しよう。(K)
9.19
改憲阻止、戦争法廃止へ
闘いの成果確認し、声強めよう
表現の自由守ろう
【愛知】九月一九日、午後六時二〇分から名古屋市、栄の久屋大通公園久屋広場で「戦争は廃止!日韓の憎しみよりも友好を!安倍政権の改憲NO!9・19集会・デモ」が「安倍内閣の暴走止めよう共同行動実行委員会」の主催で行われ、四〇〇人の労働者、学生、市民が参加した。
二〇一五年の戦争法成立から四年目をむかえたこの日の集会は今までの闘いの成果と限界を確認し、戦争への準備と民衆生活の破壊を行い、韓国への排外主義をあおる安倍政権との闘いをさらに進めていくことを決意する集会として勝ち取られた。
安保発動の
阻止が重要
オープニングはミュージシャンの神戸さんによるミニライブが行われ、ウィシャルオーバーカムや「すわりこめ」を参加者とともに熱唱した。続いて司会者のあいさつで集会が始まった。最初に主催者あいさつを共同代表の長峰さんが行った。長峰さんは四年前に成立した安保法は憲法違反の戦争法案であるとあらためて批判し、成立してしまったからといって黙っていたら戦争法が発動されてしまうと述べ、税金を湯水のように使って兵器の爆買いなどの軍拡を行う安倍政権を倒すために闘いを進めていこうと述べた。
次に発言に立った名古屋大学院教授の愛敬浩二さんは「七月の参院選で自民は圧勝したが改憲に必要な三分の二の議席を下回った。野党共闘の勝利だ。負けたわけではない。しかし改憲の危機がなくなったわけではない。学者の渡辺治さんは、安倍は改憲をするために野蛮な情熱をもっていると指摘している。今、力をゆるめたら改憲の危機はさらに強くなる」と述べ、「憲法の条文だけに目をむけていてはいけない。安保を発動させないことが大事だ。安倍は発動するために着々と準備している。兵器の爆買いなどさまざまな軍拡を開始している。安倍はアメリカの要請を断れないだろう。自衛隊は米軍の下請けとして動くことになる」と闘いの成果と現状について述べた。
愛敬さんはさらに「厳しいことを言えば九月一九日は敗北の日だ。しかし大事なのは闘い続けること。安保を発動させないことだ。ここで闘いをやめたら本当に平和がこわれてしまう。継続して頑張りましょう」と述べこれからの闘いを呼びかけた。
憲法の柱が危い
市民の声今こそ
次に「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」の高橋信さんが発言した。高橋さんはまず安倍政権の徴用工裁判にたいする韓国への排外主義政策を批判した。さらにこれらの戦争法をつくったのが、歴史修正主義と開き直り、アジア侵略戦争を正しいと主張する安倍政権や維新、桜井よしこたちだ。市民の力でこれらを退陣させようと発言した。
最後に共同代表の中谷さんが発言に立った。中谷さんは貧しい人には目もくれず軍拡には大金を投入する安倍政権を批判し、表現の不自由展を中止に追いやった河村市長たちを厳しく批判した。さらに今の現状を憲法の柱が壊されようとしていると指摘し、今こそ市民が声を上げなければならないと結んだ。参加者は圧倒的な拍手で各発言を確認し、栄の街を縦断するデモ行進に出発した。デモは沿道の労働者、市民、若者たちから注目され、戦争法廃案!表現の自由を守れ!と元気よくコールを挙げて行進した。 (越中)
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